2021年3月14日(日)に開幕する第23回日本フットボールリーグ(JFL)。それに先立ち、東大阪市をホームタウンとするF.C.大阪が3月4日(木)、東大阪市野田義和市長にシーズン開幕を報告しました。
昨シーズンは、新型コロナウイルス感染症の影響で本来の30試合が半減し、15試合に。4位以内に入ればJ3参入可能という条件でしたが、8位(6勝2分7敗)でシーズンを終了しました。
「J3リーグへあと一歩のところで負けてしまい、非常に残念」と野田市長。
岩本知幸キャプテンは、「今年は新戦力として約10人が加わりました。昨年の戦い方をベースに、より強くなったFC大阪で今年こそは、ファン・サポーターと笑ってシーズンを終了したいです」と話します。
昨シーズンのJFLはJ3への参入はありましたが、地域リーグ(JFLの下部リーグ)への降格はなし。地域リーグからJFLへの昇格はあったため、今シーズンは17チーム(例年16チーム)で対戦します。
テゲバジャーロ宮崎(JFL)→J3へ
FCティアモ枚方(関西リーグ1部)→JFLへ
FC刈谷(東海リーグ1部)→JFLへ
見どころは、今年からJFL加入の同じく大阪のチーム・FCティアモ枚方戦。昨年の天皇杯大阪府予選決勝で対戦し、1-1の同点の末、PK戦で苦汁をなめることとなりました。
ホッケー梶間が、F.C.大阪のいえ東大阪の宿敵に任命します。
今シーズンは「絶対勝利」をスローガンに。勝点79以上での優勝、J3参入を目指します。
参入条件の1つ「年間観客動員数30,000人以上(1試合平均2,000人)」は、昨シーズン同様適用されないことが発表されました。なので、17チーム中4位以内かつJリーグ百年構想クラブを保有する上位2チームに入れば、J3へ参入することができます。
JFLに所属し、F.C.大阪以外で現在Jリーグ百年構想クラブを保有しているのは、以下の6クラブ。
ヴェルスパ大分
鈴鹿ポイントゲッターズ
ラインメール青森
いわきFC
ヴィアティン三重
奈良クラブ
これらのチームには勝利必須です。しかし目標は優勝してJ3入り。現時点で他のチームの順位を気にするのはやめましょう。
指揮を執って今シーズンで2年目の塚原監督は、「東大阪市の皆さんにも、花園で戦う姿を見てほしい。今年は特に、最後まで諦めずにボールを追いかけるサッカーを展開します」と話します。
最後に野田市長は、「今年こそは何が何でもJ3リーグへ参入してください。開幕戦は応援に行きますので」と激励を送りました。
さて、今シーズンの開幕まであと10日。今のところは、有観客での開催が予定されています。少しでもF.C.大阪の優勝を後押しするために、スタジアムへ応援に行きましょう。今年こそは、行くぞJリーグ!
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