F.C.大阪が東大阪市役所を訪問し、シーズン終了を報告 野田市長「来シーズン、F.C.大阪にカズは来るの?」
今シーズンを7位で終了したF.C.大阪。12月17日(金)、ホームタウンである東大阪市の野田義和市長にシーズン終了を報告しました。
J3リーグ参入に向け「絶対勝利」をスローガンに掲げ、2021シーズンがスタート。
しかしその矢先、リーグ開幕直前の2月に疋田晴巳前社長が急逝しました。
「本来ならお別れの会のときにJ3リーグ参入をみなさんに報告したかった」と近藤祐輔社長。
今シーズン終了後の12月10日には東大阪市商工会議所にて、お別れの会が行われました。
F.C.大阪、疋田晴巳前社長のお別れの会へ。 pic.twitter.com/SmMjo0TYVp
— ホッケー梶間 (@hockey_kajima) December 10, 2021
「疋田前社長のためにも」と意気込み、リーグ開幕直後は7試合を終えて5勝2分で2位に。うまくスタートダッシュが切れたと思いきや、6試合勝利から遠のくなど夏場に失速。最終的には13勝9分10敗で7位でした。
J3参入条件はこちらから↓
「1年間、まずはお疲れ様でした。今シーズンこそはJ3に参入してくれることを確信していたので、残念。来シーズンこそは東大阪市にJリーグチームが誕生することを期待しています」と野田市長。
近藤社長は、「来シーズンは塚原監督体制になって3年目。奪取速攻をテーマに、より得点を取りにいきます」と話します。
F.C.大阪がJFLに昇格したのは2015年。得点数と失点数を見ると
失点数はあまり変わっていませんが、得点数は大きく下がっています。
「ここ2年で守備の形は出来てきました。あとは攻撃。練習から攻めて攻めて攻めまくる形を作っていきます」と塚原監督。
野田市長も「素人目線ですが、もっとシュートを打ってほしい。ゴールキーパーもシュートを打つつもりで、得点を取りに行く姿勢を見せてほしい」と、活を入れます。
しばらく歓談が続き、話題は昨日ニュースになった「三浦知良選手(以下、カズ)にF.C.大阪が入団オファーを出した件」について。
野田市長は「カズはF.C.大阪に来るんですか?!」と、少年のような目で近藤社長に質問。
すると近藤社長は、「正式なオファーは出しています。来週アポを取っているのでそこで思いを伝えられたら」と話します。
もしF.C.大阪にカズが加入となると…。
J3参入条件には今は外れていますが、「年間平均入場者数2,000人以上」というJFLのクラブにとって厳しい壁があります。しかし、日本サッカー界のレジェンドが加入となると観客数が増え、条件を満たせる可能性は上がるでしょう。
花園でカズがプレーする姿が見られるのか、今後の動向に注目です。
最後に岩本知幸キャプテンが、「昨シーズン終了後に市役所を訪問させていただいたときに野田市長から、『勝つことは大事だけど負けないことも大事』とおっしゃっていただいた。今シーズンはまさにこの言葉通りで、競っている試合を落としたり、引き分けに持ち込めそうな試合で負けることが多くありました。来シーズンこそは期待に応えられるように、優勝してJ3参入を果たします」と意気込みました。
今シーズン、Honda FCやヴェルスパ大分、ソニー仙台FCなど強豪からも勝利したF.C.大阪。しかし、夏場の失速が響いて7位でシーズンを終えました。
J3参入を逃した原因の1つに逆転勝利が一度もなかったことが挙げられるでしょう。優勝したいわきFCがそうだったように、最後まで自分たちのスタイルを崩さず、自分たちのサッカーを信じることが、逆転勝ちとJ3参入につながるかも。
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