東大阪市にホームタウンを置き、J3リーグ参入を目指す日本フットボールリーグ(JFL)所属のFC大阪。
9月3日(土)JFL第20節が行われ、FC大阪はアウェイ・奈良県立橿原公苑陸上競技場で奈良クラブと対戦しました。


試合会場となった奈良県立橿原公苑陸上競技場。試合前は暑いくらいに太陽が出ていましたが…。

前半終了時は0-0、ハーフタイム中に雷が鳴り始めたため後半開始は見送られることに。その後約1時間30分再開に向けて準備が進められましたが、天候が回復することなく、この日の試合は中止となりました。

試合映像(前半のみ)はこちら↓↓

FC大阪は4連勝中、奈良クラブは引き分けを挟んで3連勝中と勢いのある両チームの一戦。また、奈良クラブとの一戦は「阪奈ダービー」(生駒山ダービーとも)と呼ばれ、選手たちもより一層気合いを入れて戦います。試合前の順位はFC大阪が1位、奈良クラブが3位と上位対決ともあって、約3,000人の観客が詰めかけました。

メインスタンドは満席状態。バックスタンドにもかなり多くの観客が。

前半はお互いに決定機は少ないながらもFC大阪がやや優勢といったところ。今シーズンのFC大阪は、残り15分で得点を決める確率が高いので、スコアレスで折り返したこの試合も後半勝負かと思われました。

GK永井建成のファインセーブもあり、無失点に抑えた前半。

しかしハーフタイム中に雷が鳴り始め、規定により後半開始が一時見合わせに。その後雨脚も強くなり、雷も止むことがなかったため、約1時間30分の中断後、中止が決定しました。

再開できるのか？！ pic.twitter.com/xvflvnfuXC

— ホッケー梶間 (@hockey_kajima) September 3, 2022

JFLの規定を探しましたがなかったので、Jリーグの規定を参照すると…。
“「不可抗力による開催不能、及び中止となった試合」について、チェアマンが「90分の再試合」「中断時点からの再開」「中断時点で試合成立」の3つから決定する”とあります。
おそらく同じ規定だと思われるので、

今回の場合は前半は終了しているので考えられるのは
1)もう一度前後半を再試合
2)後半のみ再試合
3)0-0の引き分けで試合成立
の3パターン。

JFLの過去の事例を見ると、昨シーズンの第21節で東京武蔵野ユナイテッドFCvsヴェルスパ大分で中断試合があります。その時は別日に再度その時点から再試合だったため、今回の場合も後半戦のみ再試合となるのではないでしょうか。詳細は後日発表とありますので、発表を待ちましょう。

中止決定後、最後まで残っていたファン・サポーターにあいさつをする選手たち。

中止決定後FC大阪の塚原真也監督は、「正直言うと試合をやりたかった。それでも、次の再開ゲームではしっかり勝てるように準備をしていきたい」と話しました。

珍しく帽子を被っていた塚原監督。

さて、次節は9月11日(日)14:00K.O.。花園ラグビー場第2グラウンドにて、FC神楽しまねと対戦します。リーグ前半戦では1-3で敗れた相手。そのときのリベンジを。