FC大阪、2点差を追いつかれるも最終盤に勝ち越し!J3参入へ執念の勝点3 今季ホームでは13戦負けなし
東大阪市にホームタウンを置き、J3リーグ参入を目指す日本フットボールリーグ(JFL)所属のFC大阪。
10月16日(日)JFL第25節が行われ、ホーム・服部緑地陸上競技場でFCマルヤス岡崎(以下、マルヤス)と対戦しました。
結果は3-2で勝利。14勝5敗6分で現在の順位は3位です。
試合映像(全編)はこちら。
この試合では条件付きで声出し応援が解禁。試合終了後、「やっぱり声出し応援は楽しいですね。でも久々すぎて疲れました(笑)」とサポーターのみなさん。コロナ禍で禁止されていた声を出しての応援が約2年半ぶりに復活しました。塚原真也監督が指揮を執ってからは初めてとなります。
「この試合がターニングポイントになると思っていました」と、塚原監督。
7連勝と勢いに乗っていたFC大阪ですが、前々節の奈良クラブ戦で0-5の完敗。そして前節は0-1で敗戦と、リーグ終盤に来てまさかの連敗。この試合も負けていれば、優勝どころかJ3リーグ参入さえも危ぶまれる状況になっていたかもしれません。
試合序盤はFC大阪ペース。前半8分、FW久保吏久斗のセンタリングにFW今村優介がヘディングシュート。このシュートはポストに跳ね返りますが、詰めていたMF町田蘭次郎が左足を振り抜きFC大阪が幸先よく先制します。
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さらに、前半16分にも久保が追加点。2-0とFC大阪が優位に試合を進めます。
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実は、サッカーでは2-0が1番危ない点差。1点を返されると相手に勢いが出てきて、同点・逆転ということがよく起こるのです。
すると徐々にマルヤスが自分たちのリズムを取り戻し、ボールを支配。FC大阪は守る時間が増えていきます。
2-0のまま迎えた前半44分。ペナルティーエリア内でGK永井建成が相手選手を倒してしまい、PKを献上します。このPKを一度は永井がセーブしますが、詰めていたMF塩谷仁(マルヤス)に決められ1点差に迫られます。
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2-1で迎えた後半も、マルヤスがペースを握る展開に。いつ失点してもおかしくない状況でしたが、永井のセーブなどでピンチを脱します。マルヤスは選手交代をしながらさらにギアをアップ。
すると、後半34分でした。FC大阪のゴール前での混戦からFW酒井達磨(マルヤス)に決められてしまい、ついに同点に追いつかれてしまいます。
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J3参入を確実なものにするために、なんとしても勝点3がほしいFC大阪。
「サポーターの声出し応援が力になりました」と、途中出場のFW宇高魁人。2-2で迎えた後半アディショナルタイムでした。その宇高が左サイドでボールを受けると、角度があまりない位置からシュート。これがゴール左上に決まって、終了間際に再びリードを奪ったのです。
その後はうまく時間を使ったFC大阪。3-2で勝利し、連敗を2で止めました。
2点のリードから同点に追いつかれた試合で逆転を許さず、終了間際に決勝ゴール。まさにJ3参入への執念を感じた一戦でした。
順位は以下のとおり(上位10チームのみ)。
順位 | チーム名 | 勝点 | 勝利 | 引分 | 敗戦 | 得失点 | 百年構想 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | HondaFC | 55 | 16 | 7 | 5 | +25 | |
2 | 奈良クラブ | 55 | 15 | 10 | 3 | +22 | ◯ |
3 | FC大阪 | 55 | 16 | 7 | 5 | +12 | ◯ |
4 | FCマルヤス岡崎 | 45 | 13 | 6 | 8 | +14 | |
5 | ラインメール青森 | 44 | 12 | 8 | 7 | +9 | ◯ |
6 | 東京武蔵野U | 42 | 12 | 6 | 9 | +12 | |
7 | ヴィアティン三重 | 41 | 11 | 8 | 9 | +13 | ◯ |
8 | 鈴鹿PG | 41 | 12 | 5 | 10 | −3 | ◯ |
9 | ヴェルスパ大分 | 38 | 11 | 5 | 11 | -5 | ◯ |
10 | 高知U | 34 | 9 | 7 | 11 | -5 | ◯ |
次節は10月23日(日)。アウェイ・カクヒログループ アスレチックスタジアムにてラインメール青森と対戦します。13時キックオフ。今日の勝利でまだまだ優勝の可能性も残しています。次節も勝利し、ホームでHondaFCと首位決戦を!
この試合の公式記録はこちら。
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