今シーズンからJ3に参入したFC大阪。
アウェイでの2戦を終え、3月18日(土)いよいよホーム開幕戦を迎えました。
満を持してつけられたキャッチコピーは「花園劇場開演」。
花園を劇場に見たて、スタンディングオーベーションがこだまするようなパフォーマンスを見せるんだ!絶対に盛り上げるんだ!
そんな気持ちがビシバシと伝わってくる「劇」は、会場前イベントやサポーターの気合いの入れようからも伝わってきました。
さあ行くぜ皆の衆!と勇足で挑みますが、相手は昨シーズンJ2から降格してきた「いわてグルージャ盛岡」。
Jリーグ参入組のFC大阪がどこまで戦えるかに注目が集まりましたが、結果は0-3の惨敗となりました。
前半は善戦…いやそれどころかシュート本数はFC大阪3、いわて2と上回っていました。
ところがどっこい後半6分。自陣ゴール付近でディフェンスに回っていたFC大阪はゴール前で何度かピンチを凌ぐも、いわてFW宮市にゴールを決められます。
そこからは相手のペースに持ち込まれ、後半29分アディショナルタイムにも得点を許して完全敗北。
「”一岩”となって戦えました」なんて、いわての松原良香監督にうまいこと言われちょっと悔しい。
第1節では負けたものの先制点を奪い、第2節では勝利を収めていたFC大阪。
「もしかして…J3でも戦えてる?」との希望的観測は失点3という形で打ち砕かれ、Jリーグの洗礼を受けました。
しかし、「サッカーのクオリティは間違いなく上がっています。J3で戦っていく手応えもあります」と話すのはFC大阪近藤祐輔社長。
反省の弁を述べながらも前を向きます。チームに悲壮感はありません。ホーム開幕ということも相まってか、雰囲気は良い。
中でも試合中雰囲気を作っているのは、今シーズン加入の島田拓海。
1、2節ともにゴールを決めてすでに2得点をあげ、SNSや広報でチームの顔となっています。
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🔵⚪#あなたが広報 第2弾🎤#花園劇場 拡散プロジェクト🎺
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— FC大阪【公式】 (@FCosakaOfficial) March 13, 2023
奈良県出身のFWで、ロングの金髪をなびかせながらピッチをドリブルで駆け抜ける姿は金色の鹿のごとし。
「思い切りの良いプレーで、チームを鼓舞するパフォーマンスがある」と志垣良監督からの評価も高い。
この日も前半で目立ち、カウンターから攻めてシュートする場面も演出。結果的に得点はなりませんでしたが、会場を大いに湧かせました。
本人いわく「今日はFWとしての仕事ができませんでした。でも、体を張ってどれだけチームを鼓舞できるか。それが僕のプレースタイルなんで、そこは意識しています」。
良い、良いぞその精神。
これから完膚なきまでバチボコにやられることも多いでしょう。それでも試合は続いていきます。
なら、自分たちで盛り上げていくしかない。ムードを作って、できることはなんでもする。
その調子で行くのだFC大阪、まだJリーグは始まったばかりなのだから!
第4節は3月26日(日)ニンジニアスタジアムにて愛媛FCと、15:00キックオフ。
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