歴史的瞬間がここに!
4月9日(日)、FC大阪がついにやりました。
J3参入後未だホームスタジアムの花園で勝利をあげていなかったFC大阪が。ついに。花園初白星をあげたのです。
惜しかった開幕戦に始まり、
J参入後初勝利に沸いたアウェイの宮崎戦、
続く花園で0-3でボコボコに負けて、
そこからさらに2連敗
…と、ここまで1勝4敗と負け越していたFC大阪が。
ホーム3戦目で、ドラマチックに魅せてくれました。
相手はFC今治。FC大阪にとって「相性の良い相手」と言われており、互いにJFLにいた頃はFC大阪が2勝4分の負けなしです。
それでも昨年の今治はJ3上位に食い込み5位、今シーズンもまだ負けなしと順調な滑り出しを見せていました。
先にJ3へと旅立ち成長した好敵手に、自分たちの力が通用するのか。試金石となるゲームだったことは言うまでもありません。
互いにゲームスタイルをよく分かった相手。3-1と大きく離して勝利できた要因は、
「内容的には良いゲームが続いていて、あとは得点を取ることにこだわって今週チーム作ってきた。先制点を取られたが、前半のうちに取り返せたところは大きかった」とFC大阪志垣監督は分析します。
シュート本数はFC大阪の9に対し、今治が16。
相手に主導権を握られる時間帯で、GK永井の好セーブが光りました。前半の失点時は「大丈夫、まだ焦ることない」と自ら声をかけしチームを鼓舞。
さらに前半のアディショナルタイムはハッと息を飲む展開でした。
永井がロングパスでセンターラインまで戻すと、FW島田、FW田中とつないでFW久保が鋭く刺すようなシュートを決め1-1の同点に。
「相手が前線からプレスをかけてきて間が空いてくることは分かっていて、そこを狙っていました」と明かします。
「本当に練習通りのゴール。追い越すところやクロスに入る人数、全て練習通りになりました。」と話すのはゴールを決めた久保。
パワーのあるプレーで開幕から主力として出場し、この日ようやく今季初、そして自身初のJリーグでのゴールを決めました。
追い風吹く後半もその勢いは止まらず、チームを牽引。全員が受け身になることなくアグレッシブに動き続けた結果の勝利となりました。
第7節は4月16日(日)、岐阜メモリアルセンター長良川競技場にてFC岐阜との対戦です。
まだJ3の旅は始まったばかり。
「聖地花園」に刻まれた新たな歴史の1ページを手に、いざ進め次のステージへと!
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