八戸ノ里で人気急上昇中なラーメン店「台湾まぜそばやす田 八戸ノ里店」。

八戸ノ里駅から北へ徒歩3分ほど。

お昼時は待ち必至。出遅れると”月替りの限定メニュー”が売り切れていることも。週ひが編集部内でも毎月月初に訪問戦術ミーティングが行われるほどです。

6月の限定は「台湾ニラもやしそば」。

2020年11月にオープンし、今年で3年目。人気の秘訣を店長の野原卓治さんに聞いてきました。

店長の野原さん。東大阪出身です。

出身は布施。以前布施にあった「割烹 鷹」で腕をふるっていた一級の料理人です。
「親がオーナーでね。でもお店を閉めることになって、その後はホテルや飲食店で料理を作ってたんですよ。ところがコロナ禍で仕事がなくなってしまって。そんな時に知り合いだった『やす田の本店(尼崎)』に食べに行ったら熟成麺に衝撃を受けたんです」。

やす田の売りである「熟成麺」は、麺を3〜5日間寝かせることで発酵して麺が膨らみ、うま味とコシが増幅するそう。

熟成麺は麺セラーで作られます。

「ラーメンの世界は初めてでしたが、この麺を広めたいと思って。フランチャイズでお店をすることにしたんです」。
売りはもちろん熟成麺を使用した台湾まぜそば。

台湾まぜそばに全種類のトッピングをした「超DX 台湾まぜそば」(1,800円)。

自家製の台湾ミンチに、自家製のチャーシューそして、チーズを絡めて食べると虜になること間違いなし。

体感では総重量1kg超え！

その他にもしょう油ラーメンや白湯ラーメンなど、台湾まぜそばから少し離れた独自のメニューも。

醤油ラーメン(800円)。どのラーメンもレベルが高い。

「うち、月替りで限定やってるでしょ。それで人気があったものを通常メニューに加えていったんです。そしたらいっぱいになっちゃって(笑)」。

壁には今まで提供してきた限定メニューのラインナップが。

「ラーメンを研究している」と野原さん。自分が納得するラーメンを提供できるようにこれまで1年以上試作を作り続けてきました。限定ラーメンもその1つ。
「入れるものが1ccでも変わると全く違うものになる。ラーメンは繊細やね」と、料理人魂を燃やします。

取材中も次の日の営業に向けて仕込みをされてました。

十分においしいのに、まだまだ進化する野原さんのラーメン。まだ食べに行ったことがない人は、まずは台湾まぜそばを、そして月替りの限定もぜひ。舌で感じる感動と、進化と成長の過程を一緒に楽しみましょう。

店内はカウンターのみ。壁には花園近鉄ライナーズのポスターも。

■台湾まぜそばやす田 八戸ノ里店
住所：東大阪市小阪3-2-17
営業時間：11:00〜14:30
定休日：月曜日
SNS：Instagram