「いつかはFC大阪でもこの光景を見たいですね。こうなってほしい」と試合後に話したのは、GKの永井建成。
2023年9月3日(日)、明治安田生命J3リーグ第25節が行われ、ホーム・東大阪市花園ラグビー場にて松本山雅FC(以下、松本)と対戦しました。
松本といえばJ1も経験したことのある強豪チームで、ファン・サポーター数もJ3ではトップ。ホーム・アウェイ関係なく大勢のサポーターが詰めかけます。前回アウェイで対戦した際には、1万人を超えるお客さんが集まりました。
花園でも松本側のゴール裏は緑一色。およそ1000人のファン・サポーターが集まりました。
ラグビー場前の噴水広場でも、キッチンカー等に多くのサポーターの姿が。たこ焼きの人気がすごかったです。
たこ焼きのキッチンカーに、松本山雅FCのサポーターさんがたくさん並んでる。 pic.twitter.com/pb5YaIcuTA
— ホッケー梶間 (@hockey_kajima) September 3, 2023
もちろん応援も圧巻で、永井は「アウェイの雰囲気だった」と振り返ります。
試合は、序盤から松本にペースを握られるもFC大阪は得意のショートカウンターからチャンスを作ります。前半12分にFW木匠貴大のゴールで幸先よく先制すると、さらに前半20分にも木匠がこの日2点目のゴールを挙げ、主導権を握る展開に。
しかし前半45分、自陣ペナルティエリア内でファールをしてしまい、松本にPKを与えます。大ピンチの場面でしたが…
なんと永井がこれをファインセーブ。反撃を許しません。
「GKコーチから事前に情報をもらっていて、こっちに来るかなと。コーチに感謝したいです」と永井。
それでも前半アディショナルタイム(45分+3分)に失点し、2-1で折り返します。
J3トップの得点力を誇る松本。声援もより大きくなり後半はさらに攻勢を強めてきますが、J3トップの守備力を誇るFC大阪が追加点を与えません。
その後はスコアが動かずに迎えた後半アディショナルタイム(45分+2分)。今度はFC大阪のMF久保吏久斗がペナルティエリア内で倒されてPKを獲得します。
キッカーのMF日髙慶太は落ち着いて右隅に決めて、ダメ押しゴール。このまま3-1で勝利しました。
この勝利で11勝6分8敗、順位は4位でJ2昇格圏内まで勝点差1に迫ります。次節は9月9日(土)18:00K.O.。アウェイ・いわぎんスタジアムにていわてグルージャ盛岡と対戦します。
一方、敗れた松本のゴール裏は「戦え松本!」のコールが響き渡っていました。
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