東大阪市をホームタウンとするFC大阪。2024年9月28日(土)、2024明治安田J3リーグ第30節が行われ、アウェイ・タピック県総ひやごんスタジアムにてFC琉球と対戦しました。結果は1-1の引き分け。ここまでの成績は10勝12分8敗勝点42、現在の順位は9位です。
今季、可能な限りアウェイもFC大阪の取材をしてきたホッケー梶間。今回の琉球戦へも行ってきました。人生初の沖縄です。試合前には那覇市内の国際通りを観光しつつ、スタジアムへと向かいました。
前節のFC大阪は、先制を許すもルーキー西村真祈のヘディングゴールで同点に追いつき、逆転ゴールも見えていた中で終盤に勝ち越しを許して敗戦。前節の試合に限らず最近のFC大阪は、先制点を先に相手に与え同点に追いつくことがやっと、という試合が続いていました。
大嶽直人監督は、「(得点は奪えているので)勝ち切るには、前半をなんとか無失点で終えたい」と話します。
今季の前半戦、琉球とホーム花園で対戦したときは自分たちの強みが出せずに0-1で敗戦。その試合のリベンジをと、アウェイに乗り込みました。しかし、この試合でも先制点は琉球。前半16分、コーナーキックからヘディングゴールを決められてしまいます。
|GOAL!!!#富所悠 選手の正確なコーナーキックに #鈴木順也 選手がドンピシャで合わせて今シーズン2点目!!!
明治安田J3リーグ 第30節
2024.9.28(土)
vs #FC大阪
⚽️前半16分 鈴木順也@jnyszk3 #FC琉球#Rewind #琉球昇竜 pic.twitter.com/1A8HrnCa7z— FC琉球OKINAWA | FC RYUKYU OKINAWA[公式 ] (@fcr_info) September 29, 2024
「入りは良かったものの相手の1本目のコーナーキックで、自分たちの集中力や予測力が足りていなかった」(大嶽監督)。
ただ、このゴールで目を覚ましたFC大阪は、ここから試合終盤まで試合を支配。負けているとは思わせない試合運びを見せます。琉球の金鍾成(キン・ジョンソン)監督は、「先制点を取ってから油断したようなプレーをしてしまった」と、試合後に反省点を話していました。
「リードを許したことで少しプランが変わった。前半出た課題を修正するために」(大嶽監督)と、後半開始からFW島田拓海とMF禹相皓(ウ・サンホ)を投入。前半はセットプレーがあまり取れていなかったので、後半はもっと取りにいく意図があったと話します。
島田の前線からボールを積極的に追いかけるプレーで、さらにFC大阪に流れが。最近の試合は後半の島田投入が反撃のポイントになっています。
すると後半24分、コーナーキックを獲得。キッカーの禹が蹴ったボールをDF舘野俊祐がヘディングでつなぐと、ファーサイドに流れたところをMF武井成豪が押し込んで同点に追いつきます。
映像は↓
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🗣本日のGOAL⚽️
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🏆明治安田J3リーグ第30節
📆9/28(土) 18:03 KICK OFF
⚔#FC琉球69分、コーナーキックを得たFC大阪。
MF #禹相皓 からのボールは DF #舘野俊祐 が繋いで、最後はMF #武井成豪 が決める貴重な同点弾🔥#FC大阪 #fcosaka #J3 #東大阪 #スローガン #絶対 pic.twitter.com/PIs9I5x0Ok— FC大阪【公式】 (@FCosakaOfficial) September 28, 2024
狙っていたセットプレーから得点を挙げ、試合は振り出しに。その後もFC大阪は禹の直接フリーキックやDF秋山拓也のヘディングシュートなど惜しい場面を作り出しますが、ゴール上のバーやサイドネットに阻まれ惜しくもゴールとはなりません。
失点以降は堅い守りで、追加点は与えず。1-1の引き分けで試合終了しました。
今季掲げる「J2昇格」を果たすには、2位以内で自動昇格。3位〜6位であればプレーオフトーナメントに進み、3位vs6位、4位vs5位が最初に対戦し、その勝者同士で決勝戦を実施します。ここで勝てばJ2に(入替戦なし)。合計3チームが昇格します。
リーグ戦は残り8試合で、現在の順位は9位。まずは6位以内に入ることが必須で勝点差は1となっています。次節の対戦相手いわてグルージャ盛岡は現在最下位。ここで必ず勝点3を取り、上位に食い込んでいくことがマストでしょう。
いわて戦はホームゲームですが、会場はたけびしスタジアム京都(西京極陸上競技場)なのでお間違えなきよう。大嶽監督が現役時代(京都パープルサンガ)にプレーしたスタジアムで、3試合ぶりの白星を目指します。10月4日(金)19:00キックオフ。
この試合のハイライト
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