
今回は東大阪の超有名餃子店を紹介。ああ、お腹が空いてきた!
黄色いのれんが目印の「餃子専門店としや」。今回おじゃましたのは東大阪市・善根寺(ぜんこんじ)店。近鉄バス・善根寺北の停留所から徒歩1分です。
餃子一筋45年のご主人のお名前は、岡本俊哉(おかもととしや)さん。
修行した餃子店から独立し、お店を善根寺に構えて18年。店名の由来を聞くと、やはりご自身の名前からだとか。

黒いバンダナが似合う、店長の岡本さん。ちなみに四条畷店は息子さんがされています。
取材をしているとお客さんが来店。餃子を注文されてご主人が焼き始めると、店内には食欲をそそる香りが広がります。おいしそうな餃子を見つめていたのがばれたのか、「とりあえず食べてみて」とありがたいお言葉が。
すこし待つと、パリっとおいしそうに焼けた餃子が出てきました。アツアツのうちにまずはひとくち。

1人前8個で290円。具が見えるほどの薄い皮!女性でも一口で食べられる大きさ。
小ぶりですが、かんでいると野菜とお肉のうまみが口の中にぐわっと広がり、思わず目を見開くおいしさです!
そのままでも十分ですが、自家製ラー油につけるとまたおいしい。辛いもの好きならラー油の具と一緒に食べるといいかもしれません。

「先にラー油を入れてからタレを入れると良い」とのアドバイスも。細部までこだわる!
第一の特徴は、皮がうすいこと。具のじゃまにならないよう、ハネを小さくすることが大事なのだとか。このハネに苦労されるそうですが、「そこは譲れないところ」とご主人。
また、餡には白菜を使用しています。キャベツではなく白菜にすることで、シャキッとした食感が楽しめます。
こだわりは、皮と白菜だけではありません。青森県産のにんにくや高知県産のショウガが、味をひきしめる役目になっています。お肉は牛の赤身のみを使っているので、くさみが無くおいしくいただけました。

餡を生地に包む作業。1つずつ素早く、丁寧に…職人技です。

じゅわ〜っ!っと心地よい音。
ご主人いわく「うちは学生向きじゃないかも。お子さんやご年配の方が食べるあっさりした餃子だよ」。ふむ、野菜メインなので胃がもたれにくいですね。小ぶりなので、女性でも2~3人前はペロリといただけます!
お持ち帰りの冷凍生餃子(1箱3人前890円〜)、焼き餃子(1人前310円〜)もあるので、おみやげにも最適。

店内で食べることができるのはこのメニュー。餃子への自信が伝わってきます。
餃子の他には、きゅうりの中華漬けとにんにくチップ、そしてライスというシンプルなメニュー。
きゅうりの中華漬けには干し大根も入って食感が楽しめます。あっさりしているのでお口をさっぱりさせたい時にも持ってこい。
にんにくは揚げるのに手間がかかるそうですが、「良いもの使っていることを知ってほしい」との思いから、提供しています。

餃子のお供に。左から、きゅうりの中華漬け、にんにくチップス
餃子を食べていたお客さんにお話を聞いてみると、「ここに来るのは10回目くらい」という答えが。 常連をはじめ、ゴルフ帰りの男性やカップルも多く来店します。 何度も食べたくなる味、それが「としや」なんですね。
「他の店に負けるつもりないで。お店を広げて、うちの餃子を知ってもらいたいね」とご主人は意気込みを見せてくれました。
大ぶり・ジューシーな餃子が流行していますが、食感を楽しむのもまた乙なもの。
小ぶりな餃子にはとしやのこだわりが詰まっている!他とは違う一口を求めるあなたは、ぜひ「餃子専門店としや」へ。

店内はカウンターのみ。この日は違いましたが、テレビではよくゴルフ中継がかかっています。店長、ゴルフ好きなのかなぁ。

もう、外観からしておいしそう。電話番号の末尾「1048」(としや)も覚えやすい!
■餃子専門店としや 善根寺店
住所:東大阪市善根寺町4-3-45
TEL:072-980-1048
営業時間:12:00~22:00
定休日:月曜日
アクセス:近鉄バス・善根寺北バス停から徒歩1分
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