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ライナーズの新人さんいらっしゃ~い2015 File.7 ピエール・スピース選手
ジャパンラグビートップリーグチーム「近鉄ライナーズ」の新人選手を紹介する連載「ライナーズの新人さんいらっしゃ~い2015」。残すところ、あと2名となりました。
トップリーグ開幕直前、彗星のごとくライナーズへ入団したピエール・スピース選手にインタビュー!
出身地は、ラグビーワールドカップ2015で激闘した国、南アフリカ(以下南ア)。2004年U19南ア代表に始まり、2011年にはラグビーワールドカップ南ア代表として活躍。ライナーズ入団前はスーパーラグビーのチーム「ブルズ」に所属していました。甘いマスクと高い身体能力で世界を魅了するNo.8です。
ー今日はよろしくお願いします。日本に来られてまだ1ヶ月経っていませんよね。
スピース はい。最初は時差ボケに苦しみましたが、もう大丈夫。とてもいい時間を過ごしてます。
ーそれはよかった。日本食は、食べましたか?
スピース はい。日本食は、寿司、お好み焼き、しゃぶしゃぶ、焼き肉を食べました。日本の食べ物はなんでもおいしくて新鮮です。
ーなかなかいいもの食べてますね(笑)電車移動が大変、など南アフリカとの文化的なギャップはありますか?
スピース 文化の違いは多いけれど困ったことはないです。今は練習参加が生活のメインなので、電車は使わず自転車でラグビー場周辺を移動しています。南アでは自転車に乗ることがなかったんですが。
ーえ、そうなんですか!
スピース スポーツで乗ることはありますが、移動手段で使う文化がないんです。日本人がみんな乗っていることに、とても驚きました。もっと自転車走らせて、アイスクリーム食べにいきたいですね(笑)
ー東大阪のおいしいアイスクリーム屋さん、紹介します(笑)両国間のプレーに違いはありますか?
スピース そうですね…No.8としては、南アの方がボールに触れる機会が多いです。プレーするスペースも広いですね。
ー空間にも違いがあると。慣れるのが大変そう。
スピース でも、日本のNo.8に慣れるのに時間はかからないと思います。南アではみんな5歳くらいからラグビーを始めるので、ポジション争いも激しいんです。だから、適応することに慣れているんです。
ーなるほど。同じく南アのデアリエンディ選手もライナーズへ入団が決まっていますが、南アの選手が日本に来るって、よくあることでしょうか?
スピース そうですね。日本でプレーをすることはチャンスなので。自分をまったく違う環境におくことは大切ですから。
ースピース選手は、なぜライナーズに?
スピース 何年も前から日本でプレーしたいと思っていたんです。ちょうどタイミングの良い時にライナーズからオファーをもらい、入団しました。ライナーズの学ぶべき部分をしっかり学んで、吸収したいです。
ートンプソン選手とは今年、日本代表対世界選抜で対戦したことがあるそうですね。(8月15日秩父宮球技場で行われたリポビタンDチャレンジカップ2015)
スピース はい。トンプソン選手とはゲーム後に少し会って、「チームとして一緒にプレーできることを楽しみにしてるよ」と話しました。
ースピース選手から見て、ライナーズはどんなチームですか?
スピース 仲間意識が強く、全員が全員のために戦おうとしているところがいいですね。
ーそこが、ライナーズの魅力ですね!チームでのご自身の役割は何だと感じますか?
スピース 今はフォワードの選手たちのアシストに力を入れています。スクラム・ラインアウト・ブレイクダウンなどの強化です。まずはフォワード陣の良い部分をどんどん発掘し、発展させること。そしてチーム全員が、「リーグでトップになれる」と自信を持てるように尽力したいです。
ー最後に、ご自身の目標があれば聞かせて下さい。
スピース まずは良いプレー、インパクトのあるプレーをすることです。そして、チームをベスト4以上へ導きたいと思います。
トップリーグ開幕に向け、FW強化に力を入れるスピース選手。完成されたセットプレーと、ムキムキの体を観戦しに、グラウンドへ足を運ぼうと誓った記者でした。
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