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- トップリーグ開幕戦 ライナーズの外国人選手大活躍!
いよいよ、ジャパンラグビートップリーグのシーズン。
11月14日(土)、近鉄ライナーズはHonda HEATとの対戦で開幕を迎えました。
どんよりとした曇り模様にもかかわらず、来場者数は8774人。メインスタンド・バックスタンドにはたくさんの観客が。
ライナーズのスタメンには、ラグビーワールドカップ日本代表で活躍した4トンプソンをはじめ、南アフリカからワールドカップでも大活躍だった12デアリエンディ、ギリギリのところで代表入りを逃した8スピースが登場。チームに合流して間もない南ア出身の2人が、一体どんなプレーを見せてくれるのか。誰もが期待するメンバーです。
リザーブには新人の17浅岡、20田淵の名前も。プレシーズンリーグで活躍した新人にも注目の一戦です。
ライナーズは風上。前半開始から一進一退の攻防が続き、お互いスクラムが上手く組めない中様子を見ます。試合が動いたのは10分。敵陣深くでマイボールラインアウトを確保し、モールを形成して前に出ます。何度もフェーズを重ねるとライナーズは右のラインに人があまった状態に。10重光から8スピースへパスをつなぐと、Hondaディフェンスが絞りきれず、そのままなだれ込んで先制トライ!5-0とします。
24分、スクラムが上手く組めないHonadaは、コラプシングでシンビンを1人出してしまします。ライナーズはラインアウトを選択し、モールで前へ。圧力に耐え切れなくなったHondaはまたもやコラプシングを犯し、ライナーズはそののまま押し込みPT(ペナルティトライ)を奪います。Gも成功し、15-7に。
トライを反則で阻んだこのプレーに対し、またもシンビンが適用され、Hondaはなんと13人に。人数で勝っているライナーズはこの大チャンスでさらにトライをあげ、20-7で前半を終えます。
後半は雨が降り始め、両チームともミスが目立ち始めます。
しかし、前半で勢いをつけたライナーズ。14分には、12デアリエンディが大きくゲインし一気に相手陣へ攻め込みます。残り5mのマイボールラインアウトと確保すると、4トンプソン、8スピース、12デアリエンディといった強いランナーを中心に少しずつ前へ。密集を作り、9金がパス…と見せかけ、自らトライ!25-7とします。
ここで終わらせまいと粘るHondaは、6クッツェー、8ソンゲタを中心にボールを集めて流れを作ります。何度もゴールラインに迫り、23分、ついに8ソンゲタでトライを奪い、25-12とします。
しかし、徐々に修正したライナーズ。31分にはモールで押し込みトライへ。6田淵が決めたかに見えましたが、ビデオ判定によりノートライとなります。
完全に突き放すため、あと1トライほしいところでしたが25-12で試合終了、ライナーズが勝利しました。
「多くのシチュエーションで厳しさが足りないプレーが見受けられました。相手に少しでも隙を与えないプレーをしていかなくては」と前田監督は厳しいコメント。
活躍を見せた新人外国人選手に関しては、「ダミアン(デアリエンディ)はボールキャリーやディフェンス、キックでしっかりゲームを作ってくれました。スピースもチームに溶け込もうと努力してくれています。ディフェンスのジャッカルでも『本物のプレー』をしてくれたと思います」と高評価。シーズン中、2人のプレーに期待がかかります。
【週ひがMVP】ピエール・スピース選手(No.8)
初出場にして、開幕戦で最初のトライをあげた、ピエール・スピース選手が今回の週ひがMVPです。
「初戦ということもあり、大事な試合でした。スコアすることもできたし、チームの勝利に貢献できてよかった。今後もチームのために仕事ができるようにしたい」とスピース選手。試合終了後、多くのファンがサインを求めて行列を作っていました。
第2節は、昨シーズンのトップリーグ覇者、パナソニックワイルドナイツとの対戦です。西京極総合運動公園陸上競技場にて、14:00キックオフ。次の戦いに向けて、GO!ライナーズ!
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