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- ラグビー人気ってほんとだったんだ!満員の西京極競技場で、サントリーが爆勝!
チケットが売れたとか売れてないとか、そんな話題ばかりが先行していた先週のラグビー界。メディアに日本代表選手が登場しようとも、試合会場にたくさんファンが来てこその「人気」です。
先週の花園は8000人台と、まずまずの滑り出しでした、これがどこまで続くのか。不安いっぱいの中、第2節を迎えました。
関西圏で唯一の会場となったのは京都市西京極陸上競技場です。試合開始1時間以上前から長蛇の列ができ、ラグビー人気の高まりを感じさせます。
第1試合はサントリー対クボタ。双方ともチームは関東ですが本社は大阪。準地元とあってか、ファンクラブブースにもたくさんの人が集まります。
クボタのキックオフで試合が始まると、切り返しから一気にサントリーペース。9デュプレアの絶妙なキック、10ピシのパスワークを中心に敵陣深くに攻め込みます。
クボタも前に出てなんとか持ちこたえていましたが前半18分、サントリーはゴールポスト前でペナルティーを得ると、すぐに9デュプレアがタップキックでスタート。一番左外、11江見に長いパスを通して、トライ。Gは外したものの5-0と先制します。
攻めきれなかった中で、やっと生まれたトライ。これでサントリーは一気に目を覚まします。
23分には縦への連続攻撃の仕上げを、8ツイのトライで決めると、前半30分にはクボタのラインアウトの乱れを9デュプレアが拾ってそのままトライ。前半終了間際にはPGも追加し、22-0。サントリーの強さが際立つ一方、クボタのトライが想像しにくい展開となりました。
後半も先にスコアしたのはサントリー。14長友がディフェンスを交わしながら走りきってトライを上げて、27-0。はやばやと試合が決まったムードが漂います。
その後クボタも意地で2トライ返して27-14とするも、後半18分、21分、32分、36分とトライをあげて、着実にクボタの息の根を止めたサントリー。55-14で試合終了です。
マン・オブ・ザ・マッチは終始試合を支配し続けた10トゥシ・ピシが受賞しました。
サントリーの強さだけが印象に残った試合。初戦でパナソニックに喫した屈辱から、しっかり立て直してきました。次節11月28日(土)の近鉄戦に向けて、気の緩みは全く無いでしょう。
クボタは開幕2連敗。次節は11月29日(日)にNTTコミュニケーションズと対戦します。
スタンドは「こんな西京極見たことがない」と関係者が語るほどの大入り、5247人。試合後は、詰めかけた大勢のファンの声援に選手たちがサインで応えます。いつの間にか、ロープを乗り越えてグラウンドに入ってくる子供たちも現れ、それでも選手たちは笑顔でサインをしていました。
ようやく火がついたラグビー人気。ブームで終わらせてなるものか。そんな気迫をそこかしこから感じた試合でした。
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