この凛々しさ!
この清々しさ!!
この楽しそう感!!!
今回は、東大阪から世界チャンピオンを排出する、スポーツチャンバラの「蒼龍館」さんにやって来ました。
記者もスポーツチャンバラを実際に見るのははじめて。ワクワクドキドキの取材です。
練習が行われているのは、近鉄若江岩田駅から西へ徒歩7分。みんな大好きイズミヤ若江岩田店の5階です。ペレーネカレッジという、カルチャー教室の中で練習が行われていると聞き、やってきました。
うかがった土曜日の15時頃は、練習の真っ最中。小太刀を持って防具をつけて、実践形式でたくさんの人が剣を交わせています。
スポーツチャンバラは、1分勝負。武器が相手の体に当たれば一本となります。練習でも、剣が体に当たるまで攻防が繰り広げられ、当たれば仕切りなおしになっています。
お弟子さんに
「下がっちゃダメ!」
「大振りしても当たらないぞ!!」
と指導されているのが、蒼龍館館長の山本美樹先生。現在、子供から大人まで、60名を超えるお弟子さんがいらっしゃいます。
スポーツチャンバラは、年齢や性別に関係なく、ハンデ無しで一緒に楽しめる競技。「親子で一緒にはじめて、子供はやめちゃったけどお父さんだけ続けるなんてことも珍しく無いですよ。」と山本先生。たしかにラグビーや野球って、大人になってから始めるのはなかなか難しい。子供と一緒に一から成長できるスポーツって、なかなかありません。
練習後の子供たちに「たのしい?」と聞くとみんな笑顔で「たのしいー!!」と返してきます。
でも、スポーツチャンバラって、失礼ながらまだまだマイナーです。みんな、始める切っ掛けは何だったんでしょう。
「友達に誘われた」というオーソドックスな人から「お母さんが、ここのカルチャースクールの三味線教室に通っていて、誘われた」などユニークな理由も。なかには「シンケンジャー(戦隊モノ)が好きで、剣が好きで、お父さんに検索で見つけてもらった」なんて、チャンバラらしい人もいます。
「子供も全国大会で優勝するのが目標と言っている。なんとか勉強と両立して、達成させてやりたい。」
と話すのは、河内唯成くん(小4)のお母さん。
全国とか世界とか、具体的な目標のこんなにも大きい子供ってすごい。
そしてなんと、山本先生も2人の娘さんが幼稚園の時に、一緒に始められたんだとか。
先生の戦績をお聞きすると、出てくる出てくる
個人戦
第34回全日本選手権大会 基本動作 二段の部 準優勝
第35回全日本選手権大会 長剣 二段の部 3位
他都道府県大会にて個人戦、優勝・入賞
団体戦
第40回世界選手権大会 クラブ対抗 団体戦 基本動作の部 3位
第41回全日本選手権大会 クラブ対抗 団体戦 基本動作の部 3位
第41回世界選手権大会 クラブ対抗 団体戦 基本動作の部 優勝
って、世界的第一人者じゃないですか(笑)
さて、蒼龍館からは3月21日に静岡で行われる全国大会へ大阪代表として5名の選手が出場します。
目指せ、日本チャンピオン。さらに、世界へ。
子供も大人も、東大阪から羽ばたきます。
スポーツチャンバラの見学・体験などは、下記連絡先まで。
■蒼龍館 東大阪クラブ
住所:東大阪市瓜生堂1-10-52 イズミヤ若江岩田店 5Fペレーネカレッジ内
電話:072-965-2654
メール:souryukan@gmail.com
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