東大阪が挑む民泊 〜良質な民泊ってなんだろう?セミナーを受けてきた〜
- 2018/3/8
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- SEKAI HOTEL, 民泊
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東大阪初?の民泊セミナーが開催されると聞いて
最近は、民泊って言葉よく聞きます。本来は旅行している人が一般の民家に宿泊することを指すのですが、昨今の観光ブームでAirbnb(エアビーアンドビー)などのスマホアプリでマッチングされるアレですよね。
ラグビーワールドカップを2019年に開催する東大阪市では、かねてから「何万人もの観光客が来ても、泊まるところがないよね」とホテルの部屋数不足を叫ばれ、それを打開するのが民泊じゃないかと言われています。
でもさ、民泊なんかで何か変わるのかな。みんなホテルに泊まりたいんでしょ?
お金のないバックパッカーとかが使ってるんじゃないの?
そんな疑問を解決すべく、3月7日に開催された「民泊セミナー基礎編 ~良質な民泊・ゲストハウスでおもてなしを~」に行ってきました。なんだよ良質な民泊ってさ!説明してくれよ!
民泊セミナー会場にやってきた!
会場は荒本のクリエイション・コア東大阪。入ってみると、人ひとヒト!定員の60人に対し120人の応募があったのだとか。関心の高さがうかがえます。
民泊が持つ可能性から始まって、法的な定義、東大阪で始まろうとしている動きを紹介し、最後に手続きの話を。
流れるように進む2時間、最後の質疑応答はありがちな「気を使ってなんとなくする質問」はなく、みんなガチ。
どうした、東大阪。ちゃんとしたセミナーじゃないか。無料でいいのかこのセミナー。
民泊ついてわかったこと
今回学べたことは、
・民泊は旅行の選択肢の一つ
・許可を得ていないヤミ民泊が東大阪にも相当ある
・民泊はまちの底力が試されている
ということ。日本のホテルはすでに飽和状態で、増え続ける観光需要に対応するためには、小回りの効く民泊はすでに不可欠である。しかし、届け出をせずにAirbnbなどに登録しているだけのヤミ民泊が横行している。
本来、民泊はホテルとは違ったホストとの交流が持ち味のはず。ところがヤミ民泊は、単なる安売りになっていることも多く、どこに何がどれだけのあるかも把握できないため、観光資源として期待はできない。
そして、民泊の価値を高めるのは、魅力的な地域社会であること。
東大阪のオモロイコンテンツを味わってもらうためにも、よりクリーンで良質な民泊は不可欠。
でもクリーンな民泊、良質な民泊ってなんなのさ。という問いに答えたのが、セミナーでレクチャーしてくれたクジラ株式会社の面々です。西九条で空き家を民泊に変え、まちをホテルにしてしまった「SEKAI HOTEL西九条」を実行している、空き家再生による地域活性化の担い手。メディアにも幾度となく取り上げられて、世界中からの観光客に魅力を提供し続けています。
そんな彼らが次なる事業拡大の地に選んだのは、なんと私たち東大阪人のホームタウン布施なのです。
布施が持つ魅力。観光客への訴求。
「布施には大阪人の日常がある」と彼らは言います。私たちが、普通だと思っている布施の日常が観光客の魅力だというのです。
一度聞いただけでは、なかなか信じられないセンテンス。「基礎編」ってことなんで、応用編もそのうちあるのかな?でもそんなに待てないよ!じゃ…次は、布施から東大阪の未来を変えるかもしれない、「SEKAI HOTEL」に取材を敢行だ!
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