我らのマシレワが、スーパーラグビーで鮮烈なデビューを果たしました。
3月24日(土)、秩父宮ラグビー場で行われたスーパーラグビー2018第6節サンウルブズ対チーフスの試合。トレーニングスコッドとして招集を受けていた近鉄ライナーズのセミシ・マシレワ選手が急きょ出場し、1トライ奪ったのです。
実は事務所での観戦を予定していた週ひが。しかし、試合前日に「マシレワがメンバー入りするかも」との情報が入りました。当初メンバー入りしていたWTB松島幸太朗がケガのため欠場。替わってマシレワがスタメン入りしたのです。
結果は10-61と大敗したサンウルブズ。
しかしマシレワ選手は「ブレイクダウンもできたし、自分としては良かったです」と満足げ。スーパラグビーに、確実な爪あとを残しました。
「ライナーズの流星」と言っても良いほど、ステップと走力を武器にライナーズの得点源となっているマシレワ。昨シーズンはゲインメーターの記録がトップリーグで最も高かった選手として、年間表彰されています。その実力を買われ、トレーニングスコッドに呼ばれたのが3月7日。そこから2週間と3日でのデビューです。
「けが人が多く、南アフリカでの遠征もあって疲れていた選手をリフレッシュさせるため、新しいメンバーを入れた」と、記者会見でジェイミー・ジョセフHCはメンバー変更について話します。
マシレワが魅せたのは、0-28で迎えた前半35分。地力で上回るチーフスに苦戦し、嫌なムードが漂っていたときでした。
サンウルブズはようやく主導権を握ってパスをつなぎ、大きく前進。右へ回し、6リーチへボールが渡るとタックルを受けながら大外にいた14マシレワへ手渡します。前に迫った10ダミアン・マッケンジーをかわし、インゴールへダイブ!初出場にして、ファーストトライを決めます。
「リーチからパスが飛んできて相手と1対1になった時、必ず決められると確信しました」とマシレワ。ライナーズで培われた自信が、トライを確実なものとしました。
良い流れで後半を迎え、42分には11サウマキがトライ。10-28と点差を縮めますが、そこからはチーフスのトライラッシュ。
サンウルブズはスクラムで競り勝つなど要所で良いプレーを見せますが、アンストラクチャーな場面では、相手のやりたいようにたられてしまいます。前回の課題であったラインアウトも良くありません。実力差が顕著に現れ、前後半合わせて9トライを奪われ試合終了。
「チーフスはバックスリーの走力が高いので、ゲインメーターはあまり稼げませんでした。足をちょっとひねっちゃいましたが、大丈夫。高いレベルでプレーができてうれしかったです。グラウンドに立ったとき、いつものファンのみなさんがぼくの名前を呼んでくれて…これ以上の幸せはありません。」と試合後のマシレワは前向きです。
チーム、ファン、全員の脳裏に焼き付いたマシレワのプレー。次の試合への出場も大いに期待できるデビュー戦となりました。
サンウルブズはバイウィークの第7節を挟んで、第8節はホーム・秩父宮でワラタスと対戦。ラインアウトの修正、そしてチャンスでの判断を見誤らなければ、勝機は見えてくるはず。
まずは1勝。そして次戦もマシレワの起用を!GoGoサンウルブズ!
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
凄いですね!マシワレー\(^o^)/実際に試合を見に行きたくなりました〜\(^o^)/
行きましょう!