野球好きなら一度は名前を聞いたことがあるであろう「SSK」(株式会社エスエスケイ)。バットなどの野球用品を中心とした、スポーツ用品メーカーです。プロ野球ナイターのテレビ中継で、CMを見たことがある人もいるでしょう。
週ひが編集長前田も、子どもの頃は野球少年。「子供の頃、バットといえばSSKやった。僕はZETTとミズノを使ってたけど…ごめん」と懐かしそうに語っています。そこはSSKを使っておいてくださいよ!
「野球といえば」「バットといえば」のスポーツ用品メーカーが、ラグビーのまちと連携協定を結ぶというのです。
締結式が行われる5月14日(月)。何か面白いことが起こりそう、と取材へ行ってきました。
市役所10Fの市長応接室。めちゃくちゃ偉い人が会合する部屋やん…と扉を開けると…。
手前からラガーシャツ、ラガーシャツ、ラガーシャツ、ラガーシャツ…ふう!
出落ち感がすごいですが、野田義和市長はじめSSKの出席者まで全員ラガーシャツです。
東大阪市では5月1日から、クールビズ期間の取り組みとしてラガーシャツを着用していることは以前も報じました。しかし、まさか締結式までラガーシャツとは。
「今回SSKさんに締結式のご案内をしたところ、『そういうことならうちでもラガーシャツを着用しましょう』とこのようなドレスコードになりました。式で全員がラガーシャツを着用することは、かなり珍しいです」と、式をセッティングした関係者は語ります。
う~ん、やるなぁSSK…。このノリの良さ。東大阪にマッチしている気がします。
あいさつや協定書の署名などを終えると、隅っこでずっと待機していたトライくんが現れ、写真撮影の時間。
せっかくなのでグローブとバットも持とう、とフォトジェニックな提案もされ、ラガーシャツを着て野球用品をもつというチグハグな画に。野球とラグビーの融合だ!と、いい感じに言っておきましょう。
で、ラガーシャツに気を取られていましたが、肝心の連携って何をするの?というのが本題な訳ですが。
①市民のスポ―ツに対する興味・関心の向上に関すること
②障がい者も健常者も共に楽しめるスポーツ及び各種競技のサポートや発展に関すること。
③ワールドマスターズゲームズ2021関西の機運情勢に関すること。
④スポーツを通じた地域交流とまちのにぎわいづくりに関すること。
⑤その他スポーツ振興及び市民の健康増進に関すること。
週ひが的超訳をすると、「ラグビーワールドカップが終わったらワールドマスターズもあるし、市民のスポーツ好きを増やしたいよね―。スポーツのまちにしたいから、SSKさん一緒に何かしようよ。よろしくね!」こんな感じです。
まだ具体的な取り組みは実施されていませんが、昨年オープンしたウィルチェアスポーツ広場での用品提供やイベント時のブース出展などが予想されます。
SSKの公式サイトには、「スポーツで人を元気に」とキャッチコピーが大きく掲げられています。ラグビーを含むスポーツで新たなまちづくりを推進していく東大阪との、二人三脚。今後の動きに注目です!
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