- Home
- ラグビー, ライナーズ応援日記, 東花園駅
- トップリーグ復帰へ向け出発進行!近鉄ライナーズラッピング列車 9月1日から運行開始
トップリーグ復帰へ向け出発進行!近鉄ライナーズラッピング列車 9月1日から運行開始
さあ、ラグビーシーズンの幕開け!
東大阪が誇るラグビーチーム・近鉄ライナーズの開幕戦に先駆け、毎年恒例「近鉄ライナーズラッピング電車」が登場します。

じゃじゃーん!ブラックを基調にしたデザインが、駆け抜ける!
9月1日(土)から来年1月下旬頃まで、近鉄奈良線・阪神なんば線、京都線、天理線、橿原線を運行予定。
情報をキャッチした週ひがは、なななんと!ラッピング電車貼り付け作業の取材に成功しました。近畿日本鉄道さんの協力のもと、取材にかけつけたのはもちろんこの女、ミホロボット。

ライナーズという単語を聞けば、ミホロボがやってくる。ヘルメット着用で安全対策もばっちり。
今回作業を行う場所は、東花園車庫。近鉄奈良線・東花園駅の北東に位置しています。

広大な敷地の東花園車庫。東大阪市民にはおなじみの車両が出入りしています。
訪れた日は、8月31日(金)。ラッピング担当者によると、「今日作業して、明日の始発から走らせる予定です」…って、早っ!!
きっと巨大な機械でササッとラッピングしちゃうんだろう、と考えていたら車庫に到着。

▲屋根付きの車庫で作業。
さっそく寸法を測っていく作業員さん。なるほど、ここにラッピングされるわけか。

もちろん全員ヘルメット着用。
採寸を終えると、いよいよ貼り付け。ふと作業場を見ると足元には印刷されたライナーズの選手たちが。どうやら印刷シートの裏面がシールになっているようです。

この口と鼻は…ファインガ選手かな?
実際に貼る箇所にあたりをつけ、仮止め。

やっぱりファインガ選手だった。

貫禄ある豊田選手も仮止め。陰影が濃く、肖像画のようでかっこいい。
仮止めを終えると丁寧にシートを剥がし、ヘラのような道具を使ってムラなく貼り付けていきます。
そう、この作業に機械などありません。完全に手作業なのです。

貼り合わせ部分も美しく。気泡もなし。職人技が光る。
「大きい機械を使ってガーッと印刷していく」なんて言っていた自分が恥ずかしい!
職人技に魅せられているうちに、ラッピング電車は2時間弱で完成。
2両編成で、8名の選手が電車の側面にお目見えしました。キャプテン・バイスキャプテンを筆頭に、BKリーダー・FWリーダー陣の顔ぶれ。

豊田大樹選手&吉井耕平選手。プライベートでも仲の良い2人が並ぶと、なんとなくうれしい。

BKの要となる野口大輔選手&森田選手。ちなみに野口選手は鶴橋駅勤務なので、自分の車両がホームで見られる確率が高い。

イオプ・イオプアソ選手&田淵慎理選手。バックローが車両の後方を支える。って言いたいけど、前方車両にラッピングなのはご愛嬌。

そして樫本敦キャプテンと、アンソニー・ファインガバイスキャプテン。昇格への思いは特急!
「ライナーズのラッピングが正確にはいつから始まったのかわかりませんが、一番古い資料として残っているのは2007年です」と広報担当者さん。
ルアタンギ・侍・バツベイ、ルークトンプソン(帰化前)、タウファ統悦、重光泰昌選手が「がんばれ!近鉄ラグビー ライナーズ」の文字とともにラッピングされていました。
当時ライナーズは、2005年から続くトップウェスト時代。
この電車が近鉄を駆け抜けた2007-2008年シーズンでウェスト優勝を果たし、見事トップリーグ復帰を果たしました。
当時と重なりを感じる今。ラッピング電車に思いを乗せて、復帰へ向けいざ発車!
9月1日(土)5時2分の始発から運行開始。乗客の輸送は順次行われます。なお、車両番号は9032・9035・9132・9135(いずれも灰色の車両「シリーズ21」)。
今年のライナーズは特急で公式戦を駆け抜ける!
「始発」となるトップチャレンジリーグ第1節対マツダブルーズーマーズ戦は、三重県・三重交通Gスポーツの杜鈴鹿にて、9月8日(土)14時キックオフ。GO!LINERS!

緻密なラッピング作業のように、チームビルディングはばっちり!
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。