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トップリーグ復帰へ向け出発進行!近鉄ライナーズラッピング列車 9月1日から運行開始
さあ、ラグビーシーズンの幕開け!
東大阪が誇るラグビーチーム・近鉄ライナーズの開幕戦に先駆け、毎年恒例「近鉄ライナーズラッピング電車」が登場します。
9月1日(土)から来年1月下旬頃まで、近鉄奈良線・阪神なんば線、京都線、天理線、橿原線を運行予定。
情報をキャッチした週ひがは、なななんと!ラッピング電車貼り付け作業の取材に成功しました。近畿日本鉄道さんの協力のもと、取材にかけつけたのはもちろんこの女、ミホロボット。
今回作業を行う場所は、東花園車庫。近鉄奈良線・東花園駅の北東に位置しています。
訪れた日は、8月31日(金)。ラッピング担当者によると、「今日作業して、明日の始発から走らせる予定です」…って、早っ!!
きっと巨大な機械でササッとラッピングしちゃうんだろう、と考えていたら車庫に到着。
さっそく寸法を測っていく作業員さん。なるほど、ここにラッピングされるわけか。
採寸を終えると、いよいよ貼り付け。ふと作業場を見ると足元には印刷されたライナーズの選手たちが。どうやら印刷シートの裏面がシールになっているようです。
実際に貼る箇所にあたりをつけ、仮止め。
仮止めを終えると丁寧にシートを剥がし、ヘラのような道具を使ってムラなく貼り付けていきます。
そう、この作業に機械などありません。完全に手作業なのです。
「大きい機械を使ってガーッと印刷していく」なんて言っていた自分が恥ずかしい!
職人技に魅せられているうちに、ラッピング電車は2時間弱で完成。
2両編成で、8名の選手が電車の側面にお目見えしました。キャプテン・バイスキャプテンを筆頭に、BKリーダー・FWリーダー陣の顔ぶれ。
「ライナーズのラッピングが正確にはいつから始まったのかわかりませんが、一番古い資料として残っているのは2007年です」と広報担当者さん。
ルアタンギ・侍・バツベイ、ルークトンプソン(帰化前)、タウファ統悦、重光泰昌選手が「がんばれ!近鉄ラグビー ライナーズ」の文字とともにラッピングされていました。
当時ライナーズは、2005年から続くトップウェスト時代。
この電車が近鉄を駆け抜けた2007-2008年シーズンでウェスト優勝を果たし、見事トップリーグ復帰を果たしました。
当時と重なりを感じる今。ラッピング電車に思いを乗せて、復帰へ向けいざ発車!
9月1日(土)5時2分の始発から運行開始。乗客の輸送は順次行われます。なお、車両番号は9032・9035・9132・9135(いずれも灰色の車両「シリーズ21」)。
今年のライナーズは特急で公式戦を駆け抜ける!
「始発」となるトップチャレンジリーグ第1節対マツダブルーズーマーズ戦は、三重県・三重交通Gスポーツの杜鈴鹿にて、9月8日(土)14時キックオフ。GO!LINERS!
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