スポーツ最前線!e-sportsまで網羅した幕張メッセの展示会に行ってきました
- 2019/3/2
- スポーツ
- e-sports, スポーツビジネス産業展, 幕張メッセ
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ラグビーワールドカップ(RWC)、そして東京オリンピックを機に盛り上がるスポーツ界。
東大阪でも72億円をかけて花園をリニューアルしたり、関連イベントを開催したりとガンガンお金が動いています。
東大阪に住んでいても実感があるんだから、全国規模ならもっとすごいはず。
スポーツビジネスの最前線を知りたい!
ということで2月27日(水)~3月1日(金)で行われた「第2回スポーツビジネス産業展」へ取材に行ってきました。

会場入口。スポーツビジネスほか、イベント総合EXPO、地方創生EXPO、ライブ・エンターテイメントEXPOも開催されていました。
出展社数490社!来場者約30,000人!(※)
グッズや集客ツールなどスポーツに関する展示・セミナーが盛りだくさんのモンスター級イベントです。
うっかり取材者用の入場許可書を印刷し忘れましたが、そんなおっちょこちょいたちのために館内にはビジネスセンターを完備。
コピー機の使用や名刺印刷などがそろっています。ありがたや、ありがたや…。
なお名刺は5枚くらいしかなかったですがなんとか乗り切りました。

ビジネスセンターよありがとう。
さあ、気をとりなおして展示ブースへ!

入った瞬間この光景だ。すごいとしか言いようがない。
週刊ひがしおおさか的には「何かおもしろいものないかな」と遊びに…いやリサーチにやって来ましたが、これがもう圧倒されっぱなし。1ブースずつ説明したいのですが読者諸君が疲れるので、特に「スポーツの力ってすげー!」と思ったものを紹介します。
1つめはこれ。すごい機械。

な、なんやこの馬鹿でかい機械は!人が住めそう。
会場でもひときわ目立っていたこのカプセル。世界の終わりに人類がシェルターとして使用しそうなフォルムですがそんな訳はなく、高地環境を再現したトレーニングルームなのです。
ルーム内を低気圧にして山と同じ環境を作り出し、筋力アップなどパフォーマンスを上げることができます。

内部はこんな感じ。ポテトチップスの袋がパンパン!逆に加圧モードにもできる。

説明してくれたスタッフさんは、なんと小阪在住。幕張のリトル・東大阪が今ここにできた。
こんなところで東大阪市民に会うとは…。
東大阪的な要素を探しつつ、ほかのブースも物色。

ポップ制作企業のブースでふざけるミホロボット。

VRテニスを体験。めっちゃ棒立ちなのは運動が苦手だから。ほかの人はもうちょっとフォームがしっかりしてました。

壁にライブペイントしているところを見学。ジャパンの11…ふ、福岡?
続いて訪れたのはカードがたくさん置かれた「BIGLOBE」のブース。

サッカーチーム・清水エスパルスやVTuberのカードがずらり。
ただのカードじゃありません。スマートフォンにかざすと、画面にコンテンツが現れます。
例えば公式サイトに飛ばしたり、動画が流れたり。

タッチするとシュピピピーン!とスマートフォンの画面が切り替わる。
近鉄ライナーズで例えるなら、試合前にトンプソンのメッセージ動画が流れたりするってことか。
次世代ホビーって感じでかっこいいぞ。

VTuberのパネルにシステムを埋め込んでいるタイプも。タッチするとくじ引きが引けます。
スタッフのお兄さんによると、ラグビーチーム・NTTコミュニケーションズシャイニングアークスもこのカードを作って配布したことがあるそう。
近鉄ライナーズでやってほしいなぁ、とついラグビー脳に。

ありがとうお兄さん!
スポーツチームに向けた展示はほかにもたくさんありますが、反応してしまうのはやっぱりラグビー関連です。

お、このマークは。RWCじゃないですか!疲れで顔がむくんできた。
RWCの公式ライセンス商品のブース。
「一番人気があるのは『レンジー』グッズ。RWCでマスコットキャラクターが採用されたのは1999年のウェールズ大会以来です」とスタッフさんが教えてくれました。

か〜わ〜い〜い〜。
展示のほか、セミナーも満載。スポーツシーンでのSNS活用やブランディングのハウツーなど様々な講演・対談が行われています。
一覧表にスポーツ界の著名人が名を連ねるなか、見つけたのは「浜村弘一」の文字。
そう、浜村通信さんです。
…え?知らない?ゲーム雑誌「週刊ファミ通」立ち上げ人にして元編集長です。現在は日本eスポーツ連合副会長で、ゲーム業界の間では知らない人はいない超有名人。

と、遠〜〜〜!人、多〜〜〜!!浜村通信さんが豆粒くらいにしか見えない。
タイトルは「急成長する世界のe-Sportsと日本の現状」。
今やe-Sportsは新たなスポーツの分野として注目の的。
ゲームとスポーツが融合したってだけでも面白いのに、浜村通信さんが話し手なんて最高じゃないかっ!
北米ではプロの選手にアスリートビザを発行していること、韓国では大学の入試試験に取り入れられていること…。市場拡大しまくる現状が紹介されていきます。

多少位置を変えてもやっぱり遠い。「スポーツのモデルがそのままゲームにスライドしているのがe-sports。まだまだ可能性がある」って良いこと言ってるのにっ!
特に終了間際、浜村通信さんの言った言葉。
「テレビを見なくなった世代は動画を見た。その世代が作りあげた新しいスポーツ。それがe-Sportsの真髄だと思います。」
新たな世代が築き上げたニュージャンルが、これからのスポーツを作り、支えていく。そうだ、その通りだよ浜村通信さん…!

講演後、すぐ隣の会場でe-sportsエキシビジョンマッチがちょうど始まった。憎い演出。
「スポーツはこうあるべき」という決まりなんてありません。
もっと気軽に、もっと自由に楽しもうスポーツを!最後は新たな次元での広がりで、ビッグコンテンツの胎動を肌で感じた展示会でした。
運動音痴な私は、帰りの新幹線でパワプロをして帰ります。

さらば幕張メッセ。
※同時開催展を含む公式見込数
■第2回スポーツビジネス産業展
開催日:2019年2月27日(水)〜3月1日(金)※終了
会場:幕張メッセ
住所:千葉県千葉市美浜区中瀬2-1
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