囲碁初心者のホッケー梶間が中国都市囲碁リーグ&Osaka Go Campを取材してきました

こんにちは、囲碁初心者のホッケー梶間です。

最近、囲碁で話題になったことといえば、最年少・10歳でプロ棋士になった「仲邑菫(なかむらすみれ)」さん。
一方で、最年長のプロ棋士は92歳なんだとか。

ただホッケー梶間は、全く触れたことがないほどの囲碁の初心者です。だって、囲碁は日本が発祥だと思ってましたもん。
そんなある日、編集長から「囲碁の取材に行ってきて」と言われました。

実は毎年、世界各国の囲碁マニアのための合宿「Osaka Go Camp」が東大阪・小阪で開催されています。今年は6月23日〜7月11日まで行われ、7月6日に取材に行ってきました。

「囲碁のことを知らないのに取材出来るのか」と、ドキドキしながらも小阪にある「TTSセンター」へ。

入り口には分かりやすいように看板が。

この日はキャンプではなく、6階の特設会場へ。世界各国からやってきた子どもから大人まで約70人の棋士のみなさんが集まっていました。

会場では世界各国の言語が飛び交います。

キャンプ中ではありますが、この日は「中国都市囲碁リーグ」という大会が行われるとのこと。キャンプ参加者は、この大会を見守ります。

難しい漢字が多くて、なんて読むのだろう。

通常の囲碁は1対1で対局しますが、この大会はリレー式で「リレー碁」と呼ばれます。
ルールも若干異なるので、軽く説明します。
・3人以上のメンバーでチームを構成
・ホームアンドアウェー方式
・32チームを4つのブロックに分け、各ブロック上位4チームが決勝トーナメントに進む
・序盤段階:第1手から第60手まで、中盤段階:第61手から第141手まで、終盤段階:第142手から終局まで
・それぞれの段階には異なる選手が出場しなければならない
・選手交代を最低2回しなければならない(交代した選手は再度出場できない)
・チームで作戦タイムを取ることができる(1試合3回まで)

ざっとあげるとこんな感じ。※詳しくは公式サイトをご覧ください(ほとんど中国語です)。

このような感じで、対局に出ていないメンバーも作戦を練ります。

大阪からは「大阪天兆(てんちょう)囲碁クラブ」が出場しており、この日は大阪チームのホーム戦。上海から参加の「上海中国天楹(てんいん)囲碁クラブ」と対戦します。

大阪天兆囲碁クラブのメンバー。襟がオレンジ色のポロシャツを来ているメンバーが出場します。

大阪チームのキャプテンは真ん中の眼鏡をかけた結城聡さん。
監督は、前田亮六段。「Osaka Go Camp」の発起人でもあります。

前田亮六段。キャンプ参加者からは「先生」と呼ばれています。

上海中国天楹囲碁クラブのメンバー。4人での参加です。

右端で旗を持っている男性が上海チームのキャプテン・胡煜清(フーユーチン)さんです。

選手紹介が終わるとすぐに対局開始。
通常の囲碁は盤を使って行いますが、この日の対局はネットを使って行われます。

パソコンを使っての対局。時代の進化を感じます。

対局中は、中央で解説も。

テレビで見たことある光景。

キャンプ参加者は盤を使って予想しながら見守ります。

「次はどこに打つのか」を予想していきます。

選手交代のときは、下の写真のように審判が札を上げます。

選手交代のタイミングも勝敗を分けます。

手詰まりしたときには、チームで相談。打ち手も相談に加わることが出来ます。

チームで相談ができるのもリレー碁の魅力。

対局開始から約2時間、前田さんから「たぶんうちのチーム(大阪)が勝ちました」とホッケー梶間に勝利宣言。
しかしその直後、1手ミスを犯してしまい、上海チームの勝利となりました。

少しのミスで勝敗が分かれる。囲碁って難しい。

勝利した上海チームの胡煜清キャプテンは「互角で良い試合でした。チャンスが二転三転しましたが、結果的に僕たちが勝てて良かった」と話します。

一方の大阪チームは「勝てそうな手応えがあったんですが、ほんの一瞬の隙を突かれてしまいました」と結城キャプテン。
監督である前田さんも「勝てたと思ったんですけどね。気がついたら負けていました」と、悔しさを口にしました。

監督の前田さん(左)とキャプテンの結城聡さん(右)。

中国都市囲碁リーグが終わると、「聖慈会杯大学囲碁リーグ」が行われます。京都大学や大阪大学をはじめ、日本の13大学が参加。

聖慈会杯大学囲碁リーグもリレー碁方式。

すっかり囲碁の熱に影響されたホッケー梶間。キャンプ最終日・7月11日の「お別れパーティー」にも行ってしまいました。
パーティーといっても参加者はみんな、お菓子をつまみながら対局。囲碁が好きでたまらない人たちです。

国境を超えた対局が行われます。

囲碁に言葉はいりません。そのため、「日本人とアメリカ人」「中国人とカナダ人」など、国境を超えた対局が行われます。
さらに、小学生と70歳の棋士が対局なんてことも。スポーツでは有り得ないことが出来るのが囲碁なのです。

キャンプ終了者には修了証が贈られます。

取材をすればするほど囲碁のことをもっと知りたくなってきました。
そして、「参加者のみなさんと一緒に対局してみたい」とも思うように。1年で覚えられるかは分からないけど、来年は勝負してみたいな。

また来年も取材したい。

最後に、キャンプ参加者の2人にインタビューしました。

1人めはNASAで働いていたこともある、アメリカから参加の「Gary Smith(ゲーリー スミス)」さん。

Garyさんは7年連続でキャンプに参加しています。

ー囲碁を始めたきっかけは?
Gary 元々はチェスをやっていました。そのときに「ヒカルの碁」の漫画が置いてあって、読んだことがきっかけです。

ーNASAではどのようなことをされていたんですか。
Gary 宇宙に行ったことはないんですが、エンジニア部門で働いていました。

2人めは、前田さん期待の小学生。アメリカから参加の「Jate Greene(ジェート グリーン)」君。

前田さんが「ぜひともうちのチームに入ってほしい」と話すほど、期待されています。

ーキャンプは楽しかった?
Jate キャンプはすごく大好きで楽しかったです。でも、もっと宿題がほしい(笑)。

ー将来の夢は。
Jate 5段までは取りたいけど、将来はプログラマーになりたいです。

ー囲碁は好きですか?
Jate Yes!

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