東大阪でまたうまいラーメン店を見つけてしまいました。ラーメン激戦区の高井田に。高井田といえば「高井田ラーメン」が有名ですが、今回のお店は「塩」と「しょうゆ」が売りです。
実は読者から「奈良・富雄で行列ができていたお店が移転してきた」とのタレコミが。さっそく取材に行ってきました。
お店があるのは、スーパーオートバックス布施高井田店と道路を挟んで西側。
「中華そば 丸昌(まるまさ)」と書かれているのれんが目印です。
富雄から地元であるこの場所に2019年12月6日に移転してきました。
夫婦でありながら師弟関係の2人。仕込みは弟子である奥さん(※名前はNG)が、調理は師匠である旦那さん(店主)が担当しています。
メニューは、「塩」「しょうゆ」「ねぎ塩」「にんにくしょうゆ(冬限定)」の4種類。
脂を極力なくし、老若男女誰にでも食べてもらえる安全なスープを開発。「『赤ちゃんでも飲める優しいスープ』を心がけています」と奥さんは話します。
鶏・野菜ベース、魚ベースを炊いて途中で合わせるダブルスープ製法。素材の味を活かすために、調味料を使わずにスープを作ります。
「塩としょうゆはすごくシンプルなラーメンだけど、使っている材料は相当な量が入っています。何か1つでも抜けてしまうと、今のラーメンは完成しません」と店主。
誰かに教わるのではなく、自ら探究して完成したスープは「材料に何を使っているのか想像がつかない」と言われることも。
鮮度にもこだわり、スープはその日に使う分しか仕込みません。素材を貯める必要がないので、お店に冷凍庫はありません。
麺は中細ストレートで、創業当時から変わらず長野県産の多加水麺。張りがあって、コシもしっかりしています。
創業時から変わらず使うネギは、奈良・葛城産。九条ねぎや白ネギも試しましたが、スープに最も合う葛城産をチョイスしました。
存分に楽しんでほしいとの思いから、追いネギも可能に。
思いっきりネギを堪能したい人は、「ねぎ塩」を注文するべし。
チャーシューは沖縄・琉香豚(りゅうかとん)の肩ロースを使用。脂が少なく、クセもないのが特徴です。じっくり煮込まれたチャーシューは、箸で掴むと崩れてしまうほど柔らかい。スープと1番合うのが琉香豚でした。
シメは残ったスープをご飯(130円)にかけて、雑炊にして食べるのがおすすめ。
期間限定メニューもあります。
取材に伺ったのは2月中旬。この時期が旬であるレモンを使った「レモンラーメン」が限定でした。
1ヶ月から2ヶ月に渡り販売予定でしたが、予想を上回る人気でわずか2週間で売り切れに。来年もやる予定とのことなのでご参考に。
丸昌で使っているレモンはハート型。
広島産の「せとだエコレモン」を使用しています。製造が難しく通常のレモンの3倍の値段で、入荷も抽選なんだとか。
営業時間は11時〜18時まで。「ゆっくり食事を楽しんでほしい」との思いからアイドルタイムを取らずに営業しています。
全てにこだわって完成した至高の一杯。
丸昌に行けばラーメンの概念が変わるかも!
■中華そば 丸昌
住所:東大阪市高井田本通3-3-28
営業時間:11:00〜18:00
定休日:月曜日、第2火曜日、第4火曜日
TEL:090-8982-3028
駐車場:近くのコインパーキングへ
アクセス:大阪メトロ高井田駅から徒歩15分
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