こんにちは!新型コロナウィルスの感染拡大により、かつての日常が壊されて2ヶ月が経過しましたが皆さんいかがお過ごしでしょうか。
週刊ひがしおおさかも、まあまあガッツリ大変です。
あー、ほんまに俺らどうなるんやろ。
前回:危機を乗り切るABC 東大阪商工会議所に資金繰りの相談に行ってきた 〜最低金利0.21%ですって〜
と嘆いてばかりもいられません。やれることはやらないと。
ということで、危機を乗り切るABC。2回目は「雇用調整助成金」です。
メディアでとにかくよく聞くこの助成金。ちなみに助成金なので「必要とされた費用を申請後に公的資金から補填される」ものです。
この制度の場合は
1.社員さんにお休みしてもらう
2.お休みした人に休業手当を会社が払う
3.会社が払った休業手当を雇用保険制度から補填してもらう
*現状は上限が1日8330円
平たくいうとこんな感じ。
で、これ以上のことを聞くためにまず、向かったのは、ハローワーク布施。イオンの入る「ヴェルノール布施」の5階、立地は抜群です。
準備する提出書類はちょっと複雑。細かな書類の確認は厚生労働省のサイトを参考にしていただくとして、
週刊ひがしおおさかが用意したのは
・休業等実施計画(変更)届
休業期間や日数、支払う給与などを記載するもの
・売上台帳の写し
売上が5%以上減ったことの証拠
・休業協定書
今回は事後の理由書で可
・社員名簿と役員名簿
・出勤簿
・賃金台帳
の6つ。さらにホームページからダウンロードして記入する様式もありますが、出勤簿や賃金台帳は日常的に作っているものなのでそんなに大変じゃない。
と、ここまで準備をしています。近々に申請する予定です。
では、すでに申請に向けて動いている人の話を聞きたい。
と無理をお願いしたのがいつもお世話になっている、ねじの商社サンコーインダストリー株式会社さん。
「元々あった制度なのですが、今回の特別措置で新卒の方やパートアルバイトの方も対象となりました。対象になるのは、約700人になります。」
と話してくださったのは、総務課のMさん。
もちろんこの制度の申請手続きをするのは初めてですが、私たちと同じようにサイトを確認したり、社労士さんに相談をしながら手続きを進めてはります。
要件(売上が5%減など)をクリアしたと仮定して、、、
サンコーさんはまず休業協定書を作成します。
「今回は特例で、労働者代表選任書や委任状は必要ないのですが、社員の皆さんに会社の動きを知ってもらいたくてお願いして作成しました」
と、特例で免除されている書類も作成。社員さんが多いからこそ、この危機にどういった対応をしているか。それを周知することが重要だと言います。
さらに休業計画の作成や様式への記入も「結構な量です」と笑って話してくださいました。確かに膨大な量になりそう。
「でも、一番驚いているのはすごい勢いで変わっていくことです。要件が緩和されたりで、どんどんやり方が変わって…。」
労務関係の業務で、助成金には日頃から触れることが多いというMさんもびっくりの変わりよう。
そして先日、「5月中にオンラインでの申請を可能にする」と報道がありました。
週刊ひがしおおさかは4人。ちょっと規模が違いすぎますが、今回の危機は規模の大小にかかわらず襲ってきています。いえ、むしろ守るべき人が多いからこそ影響が大きい。
そして、小規模な事業者でも社員を守らなければならない使命は同じく持っています。
社員さんやアルバイトさんにお休みしてもらわなければならない会社も多いはず。
「制度がややこしい」「何をしたらいいかわからない」と申請をしぶっているのは、日頃仕事を支えてくれるみんなを裏切る行為になるはずだ。
わからないことがあれば、ハローワークでも聞けるしホームページにも記載がある。今はYoutubeでわかりやすく解説もしてくれている。
危機を乗り切るために、制度はしっかり使いましょう。
ということで、長くなったけど今回はこれで。次回は、持続化給付金か特別定額給付金(に必要なマイナンバーカードの発行申請)とかやってみようと思います。あ、もちろん雇用調整助成金のオンライン申請もやってみたいですね。では。
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