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- 近鉄ライナーズ、ファーストミーティングはZoomで!今シーズンの新体制を発表
5月18日(月)、近鉄ライナーズは2020年度のファーストミーティングを実施しました。
例年は4月の初旬頃にクラブハウスに選手・スタッフ全員が集合し、顔合わせや新体制を発表、情報を共有する大事なミーティングですが、今回はコロナウイルス感染拡大防止のためリモートワークで。オンライン会議アプリ「Zoom」を使い行われました。

ライナーズ全員が画面上に集結!
この状況下で新シーズンをスタートさせることについて、飯泉景弘ゼネラルマネージャーは「早くチーム全員が同じ方向を向きたかった。コロナにチームをコントロールされたくないという思い」と話します。
「少しの時間でもチームのみんなが同じ方向を向くことが大事。この環境下でも必ずチームはひとつになれると信じています。」と全員にメッセージを贈りました。

画面越しにメッセージを伝える飯泉マネージャー。オンラインでも、チーム全員の表情が読み取れる。
有水剛志ヘッドコーチは、「遠隔でもこうして全員がそろって、顔を見られたことをうれしく思います。これから全員が一緒になって、シーズンを乗り越えていきましょう」と1人1人の顔を確かめます。

有水ヘッドコーチから、今シーズンの体制が発表される。
異例のファーストミーティングの中、発表されたクラブフィロソフィー(理念)は
「感動(Inspiration)」。
昨シーズンまではimpressionの感動でしたが、今シーズンはInspirationを採用。
「これまでフィロソフィーを言葉にすることはなかったけれど、これを第1に考えてすべてを行っていきます。ファンに感動してもらうために、自分たちも感動できるクラブになるべき」と有水コーチは改めて考えを示します。
さらに、クラブフィロソフィーを形にするために掲げるチームフィロソフィーは、
昨年に引き続き「SHUTAISEI 主体性」。
自分に必要なことをし、チーム活動に対して他責ではなく自責で臨むという意味が共有されます。
続いて新体制を発表。
今シーズンは以下9人のリーダーを軸に、チームの強化を図ります。
【FW】豊田大樹、高島卓久馬、マイケル・ストーバーク、野中翔平、ロロ・ファカオシレア
【BK】クウェイド・クーパー、正面健司、南藤辰馬、セミシ・マシレワ
経験豊富なベテラン選手が名を連ねる中、ロロや野中といった昨シーズンのキープレーヤーも。
新任スタッフにはスクラムコーチに元HOの太田春樹氏、セールスマネージャーに元LO/FLの伊藤太進氏など、元プレーヤーが役を担います。昨年引退した元LOのトンプソンルーク氏は、今回もアドバイザーとしてチームに関わることを発表しました。

わー!ぼくらは太田春樹を待っていた!
新加入選手のあいさつも行われ、リモート上で初の顔合わせとなる選手も。新加入は以下の6人。
【新社会人選手】
マタエナ・イエレミア(HO 摂南大学出身/サモアU20・関西学生代表)
吉本匠(SO 立命館大学出身/関西学生代表)
小野木晃英(CTB 東海大学出身)
片岡涼亮(立命館大学出身/関西学生代表)
【移籍選手】
長江有祐(PR 前豊田自動織機/日本代表)
竹田宜純(FB 元トヨタ自動車/サンウルブズ)

豊田自動織機から移籍の長江有祐選手。日本代表キャップ数18!
今後の動きについて、緊急事態宣言解除後は感染拡大にならないように段階的なトレーニングを行っていく予定とのこと。
コロナ禍で目まぐるしく変わる状況。はっきりと決まっているのは今シーズンのトップリーグは1月に開始され、ライナーズはそこへ参入するということです。
どのチームも先行きが見えない中、進みだした一歩。
大丈夫。どんな困難な状況でも、今まで乗り越えて来たじゃないか。
ファンにできることは、彼らを信じて試合に行くのみ!
ということで今シーズンも変わらず応援し続けましょう。WeAreLINERS!
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