東大阪東ロータリークラブ、フェイスシールドとマスクを寄贈 タイとの友情の証
- 2020/5/20
- 暮らし, 荒本駅
- 東大阪東ロータリークラブ
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新規感染者が減少傾向にある新型コロナウイルス。ドラッグストアやコンビニでも、徐々にマスクを見かけるようになりました。
しかし、まだまだ安定的に供給されていません。
そんな中、「地元の東大阪に少しでも貢献したい」と、東大阪東ロータリークラブがフェイスシールド200枚とマスク1万枚を寄贈。
5月18日(月)、東大阪市役所で寄贈式が行われました。

左から、東大阪東ロータリークラブ幹事の戸田尊文さん、大橋秀典会長、野田義和東大阪市長、社会奉仕委員長の田原さおりさん。
ロータリークラブは世界166カ国に所在し、31000以上のクラブに120万人以上が所属。
東大阪には5つのクラブがあります。
・東大阪ロータリークラブ
・東大阪中央ロータリークラブ
・東大阪西ロータリークラブ
・東大阪東ロータリークラブ
・東大阪みどりロータリークラブ
今回寄贈を行ったのは、石切や瓢箪山など東地域で活動する東大阪東ロータリークラブ。
本来であれば、駅前での献血活動やカンボジア、ミャンマーなど発展途上地域に支援を行っています。しかし、現在は新型コロナウイルスの影響で休止中。
それでも4月からはオンライン会議アプリ「Zoom」で、「何かできることはないか」と、ミーティング等を行ってきました。
タイのヤンナワロータリークラブと姉妹関係にある同クラブ。コロナ渦の中、国際奉仕事業として、今年は救急車を贈りました。
その寄贈式をZoomで実施した際、先方から「フェイスシールドを作ったが必要ないか?」と言われ、今回の寄贈が実現。有事だからこそ、互いの友情で助け合いました。
さらにマスクを台湾から1万枚調達。

寄贈されたフェイスシールド(左)はタイ製なので、タイ語の文字も書かれています。
「マスクの値段は下がってきたが、まだ納品日が確定できない。第2波、第3波も来ると思うのでありがたいです」と野田義和東大阪市長。
大橋会長は、「市を通じて本当に必要なところに寄付してもらいたい」と話します。

大橋会長。東大阪のサクラテック株式会社で代表取締役を務めます。
毎年5月によろず相談室を開設し、献血を実施。今年は5月24日に瓢箪山駅前で献血活動を行う予定です。
「献血に協力してくれる人が減少し血液が足りていない。こんな時期なので強くは言えませんが、協力してほしいです」と、最後に大橋会長は話しました。
緊急事態宣言は継続中ですが、「大阪モデル」で徐々に緩和されてきています。
しかし、まだまだ油断はできない状況。外出するときは、マスクをするなど各自で感染予防をしましょう。
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