週刊ひがしおおさかの面々は、曲がりなりにも文章を書くことで生計を立てています。なのでみんな言葉には敏感。新しい言葉が誕生すると、由来を調べたり使い所を考えたり。
今日も出会いました新しい言葉に。いやもしかしたら元々この世に存在したかもしれない。でも僕は今日、2022年3月1日に初めて聞きました。
若江岩田駅から徒歩1分、お肉屋さんのひとり焼肉が発表した3月の限定メニューで「ガリバタ」って言葉を見たのです!
ひとり焼肉 3月限定フェアメニューはこちら!
【白黒つけられない焼肉二大ヒーロー!】
皆さんは焼肉でカルビorハラミの選択を迫られたらどちらを選びますか??
なんと⁉️ひとり焼肉ではどちらも楽しめます🤤
期間限定のサイドメニューと一緒に召し上がれ🤣 pic.twitter.com/SyUDFxkwuQ— お肉屋さんのひとり焼肉(肉のダイリキ) (@dairiki_hy) March 1, 2022
白黒つけられない焼肉二大ヒーロー!
はいいとして。
気になるのはここですよ。
「厚切上ハラミ&厚切ガリバタカルビ定食(1408円)」
ガリ…バタ
たぶんカーリックとバターってことだよね。
もちろん実際に食べてみて確認です。
タイトルでもわかるとおり、今月はハラミとカルビを堪能する企画。定食は2種類ももちろん「厚切上ハラミ&厚切ガリバタカルビ定食」を選択し、、、
いや待てよ。厚切カルビも気になる。しかし単品で頼めるのは厚切ガリバタカルビのみ。んじゃ、まずは「厚切上ハラミ&厚切カルビ定食」を注文し
単品で厚切ガリバタカルビ
そして春野菜のチャンポン(ミニ)
これで全部食べちゃうコンボが完成です。頭いい!
まず両定食に実装される厚切上ハラミを実食。
焼肉のハラミ最強説が存在するほど完成された焼肉感です。野球に例えるなら3番打者。
では次にノーマルな厚切カルビ。
これこれ。カルビはやっぱりダイリキです。安心感、安定感、チームの中心。4番を任せられるまさに基軸です。
さてこんな時代を代表するスーパースターが、ガリバタ化するとどうなるんだろう。さあこい。ガリバタ!
焼いて感じたのは、バターの風味の強さ。ふわっと柔らかい脂の香りが漂います。そして確信しました。
「これはタレをつけるべきではない」
と。
予感は的中です。バターとガーリックが調和ししつこさも感じない上品とすら感じる口内は、今までにないスター性。理屈を積み上げればそうなんだろうけど、今までしっかり「ガリバタがすごいんだよ」と正面切って言わなかったからこそ感じる衝撃です。4番打者として十分な資質があるにも関わらず、サブ的な立ち位置にたって結果チームを勝利に導く。これはメジャーリーグで昨今人気の「最強の2番打者」。従来持っていた「つなぎ役」のイメージを完全に払拭する「強打者をより早い打順にして得点確率を上げていこうぜ」という発想の転換です。ほら、あの大谷翔平も「2番DH」ってやってたでしょ。
早い話が、新しい時代のトッププレーヤーが厚切ガリバタカルビだってこと。
新時代を切り開く定食は3月限定です。みなさん年度末忙しいとは思いますが、お早めにご賞味ください。
ちなみにポップにあった「白と黒」の意味はわかりませんでした。今度会ったら聞いてみます。
■お肉屋さんのひとり焼肉
住所:東大阪市岩田町4-18-33 提携駐車場あり
営業時間:11:00〜20:00
※精肉店「焼肉市場」は10:00〜
定休日:なし
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。