昨年の夏に打ち上げを試み、あと一歩で果たせなかったインターステラテクノロジズ株式会社の「ねじのロケット」。実業家の堀江貴文さんが旗を振り、ロケットの量産化を目指す民間ロケット「MOMO」の7号機です。
東大阪にでっかい物流センターを置き、全国にねじを販売するねじの専門商社「サンコーインダストリー株式会社」がネーミングライツを得て名付けられました。
そのねじのロケットが、ついに打ち上げられる日が来ました。2021年7月3日(土)11時。
なんと、明後日です。
【プレスリリース】観測ロケット「ねじのロケット」打上げを2021年7月3日(土)に実施(インターステラテクノロジズ公式)
昨年の打ち上げでは何度も「打ち上げ出来ず」を繰り返しましたが、原因は明確。エンジンの点火器の不具合で打上げ直前に安全装置が正常に作動して打上げが自動停止したのです。これにより1年間の改良に入り、MOMOのメジャーアップデートを実行。これまでのMOMOと区別し「MOMO v1」と命名。インターステラテクノロジズ社の使命である「安価なロケットを量産する」に大きく前進したのです。いえ、「今回の打ち上げにより前進する」が正しい表現でしょうか。
その歴史の分岐点にいて、大きな役割を担うのが「ねじのロケット」。昨年、サンコーさんがネーミングライツを得たときここまで大きな流れになろうとは、誰が思ったでしょう。少なくとも編集長前田は想像してませんでした。
これはもう、見るしかない!
ということで、打ち上げの様子はいつも通りYouTubeライブで配信されます。7月3日11時からドキドキワクワク、人類と宇宙との距離が縮まる瞬間を。
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