<東大阪スイーツ図鑑 #49>朝日堂~若江岩田の老舗和菓子店が守り続ける、ホカホカのみたらしだんご~ 

   

若江岩田で約54年。今日は老舗和菓子店のスイーツを紹介します。

若江岩田駅から北に徒歩5分。赤い屋根が目印の「朝日堂」です。

■一押しは、注文が入ってからタレをからめる「みたらしだんご」(50円)
みたらしだんごといえば、みなさんはどんな絵を想像しますか?
だんごにしょう油タレがかかっていて、パッケージングされ…。

朝日堂では、注文が入ってから温かいタレをからめて提供しているんです。

しょう油タレは常に温められているので、香ばしさも伝わってきます。

店舗横にあるイートインスペースで、出来たてを味わってほしい。

「このスタイルは本店から受け継いでいます。他の和菓子屋ではほとんど見たことがないですね」と話すのは、2代目の松葉賢二さん。
創業当時のスタイル、味を今も守り抜いています。小学生でも気軽に購入できるようにと、1本50円。

イートインスペースもあり、出来たての食感を楽しめます。
さらに、リクエストすれば七輪で焼いてもらうことも。焼き立てのみたらしだんごなんて、なかなか体験できません。

大福餅も焼いたほうが出来たてのような食感になるのでオススメ。

■朝日堂ってどんなお店?
約70年前に布施で創業。暖簾分けで、1966年若江岩田の東大阪ストア(現・スーパーサンコー)の中で、賢二さんのお父さんが始めました。
2000年の東大阪ストア閉店にともない「近くでないと」と現在の商店街の中に移転。暖簾分けされたお店は東大阪市内に何店舗かありましたが、若江岩田店以外は本店も含めて今はありません。

賢二さんがお店に立ったのは1996年。
大学時代、一旦は就職活動をしますが、「ものを作ることが好きだ」と思い、卒業後にお父さんに弟子入り。
「父は厳しくて『見て覚えろ』と、1年くらいは商品について教えてくれなかったんですよ」と、当時を振り返ります。

賢二さん(左)と奥さんの和美さん(右)。実は週ひが読者。

お父さんの作ってきた商品を残しつつ、今の時代にあった商品も。値段はほとんど変えていません。

洋菓子よりも和菓子派の記者・ホッケー梶間は全制覇したい…!

■出来たてをイートインスペースで!
「出来たての商品が食べられる場所があったら」と、2018年に店舗の空きスペースにイートインを設けます。
お客さんとの会話が増え、客層も若くなりました。

棟梁である和美さんのお兄さんが手掛けました。

店内限定メニューもあり、お茶のサービスも。
おすすめは、夏のうちに食べておきたい「わらび餅ごおり」(380円)。

黒蜜、氷、わらび餅の三重奏。

後がけのきな粉も手作り。暑さが収まる9月頃まで販売予定です。

きな粉を好きなだけかけられるのもうれしい!

お盆が終わりましたが、まだまだ残暑が続くこの季節。
涼しさを求めるなら、朝日堂のわらび餅ごおりで。もちろん、みたらしだんごをお供にね!

和菓子にとって重要なあんこは2日間かけて仕込みます。

■朝日堂
住所:東大阪市岩田町5-11-10
ホームページ:こちら
電話番号:072-962-4779
営業時間:9:30~19:00 ※イートイン 10:00~18:00(L.O.17:30)
定休日:水曜日
アクセス:若江岩田駅から徒歩5分
駐車場:近くにコインパーキングあり

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ホッケー 梶間

ホッケー 梶間

投稿者プロフィール

山口県出身。
大学生のときに大阪にやってきました。
高校からホッケーを始め、現在もやっています。
なのでホッケー梶間です。
10chとYouTubeを見て生きています。
食べに行ったお店の中で1番カロリーが高そうなものをだいたい注文します。

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