FC大阪、今季最多の967人の観客が集まるも最下位・高知に完敗 J3参入は絶望的に

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2020年11月14日(土)JFL(日本フットボールリーグ)第28節が行われ、FC大阪はホームで高知ユナイテッドSC(以下、高知)と対戦しました。
結果は0-2で敗戦。現在の順位は9位となっています。

今季最多の967人のお客さんが集まりました。もしかして…みんな、見どころ記事を読んでくれたのかな。

J3リーグ参入を目指すFC大阪の試合前の順位は5位。今シーズンのJFLも残り3戦となり、参入に向け全勝が求められた中での一戦でした。
第25節、26節で9失点し、前節では今シーズンはじめて4バック(DFが4人)に変更。これが功を奏し、無失点に抑えました。
「前節で手応えがあったので」(FC大阪・塚原真也監督)と、この試合も4バックで臨みます。

「FC大阪さんは、3バックと4バックを使い分けてくる。どちらで来たとしても選手たちには、直接自分たちで確認するように伝えています」と高知の西村昭宏監督。

試合終了後、記者会見に臨む西村監督。

監督の指示に頼るのではなく、「選手自身が考えてフィールドでプレーをすること」というのが、選手全員に浸透しています。この試合では高知の「対応力」が随所に見られ、FC大阪は為す術もなく敗れてしまった、という印象でした。

FC大阪は前の試合から中5日。対する高知は、天皇杯3回戦を水曜日に戦っていたので、中2日でした。また、11月8日にもリーグ戦を戦っているので、体力面を考えるとFC大阪が有利かと思われました。
ボールの保有率やゴール前まで運ぶ数など、試合の主導権を握ったのはFC大阪。

ヘディングシュートを打つキャプテン・DF岩本知幸。シュート数でも、高知を上回ります。

高知はこれまでの試合を見ると、キーパーから始まるゴールキックをDFラインやMFでつないで、縦にロングパスを通します。
ここから奪って攻撃につなげたいFC大阪は、FWを3人に。前線から素早いプレスをかけてショートカウンターを狙います。序盤は今まで通りに高知がDFラインでボール回しをしていましたが、狙われているとわかった途端、別の攻撃に。これにFC大阪はうまく対処ができず、徐々に高知のポゼッションも上がっていきます。FC大阪はプランが崩れた焦りからか、パスミスが目立つように。

試合が動いたのは前半17分でした。
MF田口遼(高知)が左サイドからゴール前に上げたセンタリングが、DF橋本侑紀と相手選手の間に落ちます。橋本は後ろ向きの体勢のままクリア。しかし、体勢が悪かったため、クリアが中途半端に。そこに走り込んできたFW赤星魁麻(高知)にダイレクトシュートを決められてしまい、先制を許します。

この試合のディフェンスはそこまで悪くなかった印象。しかし、今シーズンの失点パターンである、クリアミスがやはり出てしまいました。
このシーン以外ではほとんどピンチがなかったため、もったいない失点に。

FC大阪の前半一のチャンスは終了間際の45分。相手陣内でパスでつないで、左サイドからDF附木雄也がセンタリング。FW木匠貴大がシュートを打つも、一度は相手DFに当たり弾かれますが、こぼれ球をFW須ノ又諭がMF舘野俊祐につないで、舘野がシュート。しかし、ゴールのわずか右に外れます。
決まりはしませんでしたが、相手ゴール前でパスがつながり、良い形の攻撃ができました。

前半終了間際、シュートを打つ舘野。

このまま前半は0-1で折り返します。

移籍加入後は後半途中からの出場が多かったMF大山武蔵。この試合では、後半開始から出場。

後半のビッグチャンスは16分。左サイドから附木がセンタリング。FW横野純貴がヘディングで落として、最後はMF水野匠弥が左足で強烈なシュート。しかし、わずかに相手GKが触り、ゴール上に外れてしまいました。

その後も攻め続けるFC大阪でしたが、なかなか得点が生まれません。すると塚原監督が動きます。キャプテン・DF岩本知幸をベンチに下げ、MF町田蘭次郎を投入。さらにMF久保田駿斗、FW川西誠も投入し、DFをスリーバックに変更。得点を取りにいきます。

ヘディングをする町田。昨シーズンはあまり出番がありませんでしたが、今年はここまでほとんどの試合に出場。

次に試合が動いたのは後半32分でした。
敵陣左サイドで舘野から川西へパス。川西はダイレクトで後ろにいた大山へつなぎますが、パスがやや乱れ、相手に奪われてしまいます。すると、ハーフウェイライン付近からFC大阪のDFの裏へ浮き玉のスルーパス。攻撃参加していたためDFが手薄となっており、赤星(高知)に抜け出されてしまいます。GK永井文也との1対1まで持っていかれ、落ち着いて決められてしまい、追加点を許します。

個の能力では上回るFC大阪ですが、試合運びの面では相手の方が上回っていました。
得点がほしいFC大阪は、相手が持っているボールを取りに行きます。その選手がマークしていた選手がフリーになってしまい、そこにパスを出されて、の繰り返し。
FC大阪としては、ただただ走らされている内容でした。

最後まで得点を狙いましたが、無得点で試合終了。J3参入圏内の4位からは大きく離され、9位へと転落しました。

試合終了後、立ち上がれない舘野。岩本が交代したため、途中からキャプテンマークを巻きました。

現在4位のHonda FCは勝点21。FC大阪は17です。残り2試合のため、FC大阪が連勝したとしても、Hondaが1勝した時点で、今年のJ3参入の可能性はなくなります。Hondaは昨年までJFLを4連覇中。連敗することは考えにくいので、ほぼ絶望的と言えるでしょう。
ただ、まだ0%ではないので、残り2試合連勝を目指して準備してもらいたい。時間はありません。何としてでも勝つ、それだけでしょう。

次節は11月22日(日)13:00K.O.。ホーム・服部緑地陸上競技場で奈良クラブとの対戦です。今シーズンのホーム最終戦。ぜひ会場に足を運んで、FC大阪の勝利を後押ししましょう!


インタビュー動画版


■FC大阪公式ホームページ:FC大阪公式ウェブサイト

■公式記録:JFL公式


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ホッケー 梶間

ホッケー 梶間

投稿者プロフィール

山口県出身。
大学生のときに大阪にやってきました。
高校からホッケーを始め、現在もやっています。
なのでホッケー梶間です。
10chとYouTubeを見て生きています。
食べに行ったお店の中で1番カロリーが高そうなものをだいたい注文します。

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