東大阪市をホームタウンとし、JFL(日本フットボールリーグ)に所属するFC大阪。
今シーズンは残すところあと3試合で、現在の順位は5位。J3リーグに参入するためには、4位以内に入らなければいけません。
次節(11/14)、次々節(11/22)はホーム・服部緑地陸上競技場での試合。ホームに少しでも多くのお客さんに来てもらって、勝利の後押しをしてほしい。
なので、残り3試合は見どころを紹介していきます。
目次をつけていますので、「FC大阪の紹介はいいから、試合の見どころだけ見たい!」っと人は、そこまで飛ばして読んでください。
目次
1.FC大阪ってどんなチーム?
2.今シーズンのFC大阪
3.次節vs高知ユナイテッドSCの見どころ
4.前節の試合ごインタビューも見ておきましょう!
1.FC大阪ってどんなチーム?
2018年11月から東大阪市をホームタウンとし、現在はJFL(日本フットボールリーグ)に所属。J3リーグの1つ下のリーグなので、4部相当。JFLには16チームが所属し、例年であればリーグ戦は3月に開幕します。ホーム・アウェイそれぞれで戦うので、年間30試合開催。
しかし、今年は新型コロナウイルスの影響で、開幕が7月に延期。後半日程のみとなり、半分の15試合になりました。
JFLには、Jリーグ入りを目指すチームとそうでないチームがあります。FC大阪はJリーグ入りを目指すチーム。そのため、参入に必要である「Jリーグ百年構想クラブ」と「J3ライセンス」を今年取得しました。
J3に参入するにはこの2つに加え、「年間観客動員数30000人以上」「年間順位4位以内のうち、Jリーグ百年構想クラブを保有する上位2チーム」とあります。
今年は無観客試合や入場制限が行われてきました。そこで、年間観客動員数は加味されず。4位以内に入れば、J3参入の可能性があるのです。
「FC大阪のことをもっと知りたい」って人は以下の記事をご覧ください。
2.今シーズンのFC大阪
今シーズンここまでのFC大阪は、5勝2分5敗で5位につけています。
開幕から3連勝で一時は首位に立ったことも。しかしその後は、2分3敗と5試合勝ちがなく、気づけば8位に。1勝を挟んでから、第25節では5失点、26節では4失点と、「このままで大丈夫か?」と思わせる試合もありました。
それでも前節のラインメール青森戦を3-0で勝利。現在4位のHonda FCとの勝点差は3で、なんとかJ3参入に向け望みをつなぎます。
今シーズン、勝った試合と引き分けの試合、負けた試合では内容が全く違いました。
まずは勝った試合と引き分けの試合。
今年のスタイルは、相手がボールを回しているときに全員で素早くプレッシャーをかけにいきます。例えば、相手DFが持っているときはFWが。ここで取ることができなくても、次にパスが渡った先で、同じようにプレッシャーをかけます。1人で取れなかったときは2人、3人で。相手が少しでもミスをしたらボールを奪って、カウンターで攻撃。FW川西誠を中心に得点を奪ってきました。
しかしこれには弱点もあります。1人が相手に寄せるので、その選手がマークしていた相手選手がフリーに。うまいチームだと、マークが空いた瞬間にパスを出されてしまい、崩されて失点ということもありました。
ほとんどの試合で3(DF)-5(MF)-2(FW)や3-4-3のフォーメーションを取ってきたFC大阪。この陣形だと全体的に中央に固まってしまうので、サイドバックの外側にスペースができてしまい、そこを狙われて攻撃を受けることが多くありました。
負けてしまったほとんどの試合は共通しています。FC大阪の選手がプレスをかけに行ったことによりフリーになった選手にパスでつながれ、最終的にサイドバック外側のスペースに攻め込まれ、センタリングから失点。
しかし、先週行われた第27節vsラインメール青森(以下、青森)戦では、4バック(DF4人)に変更することで、サイドのスペースをなくします。すると、これが見事にハマって無失点。残り3試合への希望が見えてきました。
3.次節vs高知ユナイテッドSCの見どころ
FC大阪はこれまで通りの3-5-2や3-4-3のフォーメーションでいくのか、それとも前節で手応えのあった4バックの4-3-3で行くのか。
ここまで12試合を終えて22得点(1試合平均1.83)は、全体で2位です。
「先制点を取れば乗っていけるチーム」(川西)と話すように、先制点を取って負けたのは1試合のみ。今シーズンはどの選手も得点が取れる力があります。まずは先制点が必須となるでしょう。
対する高知ユナイテッドSC(以下、高知)は現在16位。守備に重きを置いた4-3-3か4-4-2で来ることを予想します。中盤や最終ラインでパスをつないで、最後に縦にロングパスを送る攻撃が中心です。DF平田挙一朗はロングスローを投げられる選手。第21節の東京武蔵野シティFC戦ではロングスローからの失点もあったので、気をつけたいポイントです。
高知は今年JFLに加入したチームなので、パスの早さや正確さはそこまでありません。パスが渡った直後にプレスをかけにいけば、ボールを奪えるチャンスはあります。前節対戦した青森と同じように、ゴールキックからDFにパスを出してDFラインでパスを回してくることも。ここでFC大阪が奪って攻撃にいくチャンスもありました。DFラインでのパス回しを奪えたら、ゴールは目の前なので、間違いなく狙うべきポイントです。
高知は今季あげた2勝のうち1勝はあのHonda FCから。さらに11月11日に行われた天皇杯3回戦でも勝利しており、勢いに乗っているチーム。まずは先制点を挙げて、FC大阪は試合を優位に進めたいところです。
さて、次節は11月14日(土)服部緑地陸上競技場で13:00K.O.。勝利すればJ3参入圏内の4位に浮上する可能性も。必勝だ!
今年は全試合Youbtubeの「あすリートチャンネル」でライブ配信しています。
↓↓↓
あすリートチャンネル
4.前節の試合ごインタビューも見ておきましょう!
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