今シーズン残り2試合になったJFL(日本フットボールリーグ)を戦うFC大阪。来季のJ3参入に向けて、現在9位。4位以内に入ることが最低条件なので、後がないを通り越して可能性はほぼゼロです。
しかし可能性がある限り、全力で残り試合を戦ってくれ。次節(11/22)はホーム・服部緑地陸上競技場でのホーム最終試合。少しでも多くのお客さんに来てもらって、勝利の後押しをしてほしい。
前節に続き、次節・奈良クラブ戦の見どころを紹介します。
目次をつけていますので、「試合の見どころだけ見たい!」っと人は、そこまで飛ばして読んでください。
目次
1.FC大阪の現状
2.J3参入への残された条件
3.次節vs奈良クラブの見どころ
4.前節の試合ごインタビューも見ておきましょう!
1.FC大阪の現状
2018年11月から東大阪市をホームタウンとし、J3リーグの1つ下のリーグJFLで戦うFC大阪。今年は新型コロナウイルスの影響で、開幕が7月に延期。全15試合を行います。
FC大阪は今年「Jリーグ百年構想クラブ」と「J3ライセンス」を取得。J3に参入するためには「年間順位4位以内のうち、Jリーグ百年構想クラブを保有する上位2チーム」の条件を満たせばいいのですが、現在は2節を残して9位と非常に苦しい状況です。
「FC大阪のことをもっと知りたい」って人は以下の記事をご覧ください。
2.J3参入への残された条件
まず、FC大阪と4位までにいる5チーム(28節終了時点)の勝点差は3〜4。よってFC大阪は2連勝が必須になります。22日の奈良クラブ戦、29日のヴェルスパ大分戦、どちらか勝てなかった時点でJ3参入はなくなります。11月21日(土)にもJFLの試合が行われ、4位Honda、5位鈴鹿が引き分けて勝点1を積み上げました。
HondaとFC大阪の勝点差は5、鈴鹿とは4。FC大阪と同じく2試合を残す6位いわきと7位三重とは勝点3差。勝点が並んだ場合、得失点差が順位に反映されます。
得失点差でも並んだ場合、直接対決の結果が順位に反映されますが、FC大阪は両チームに負けているためどちらにも勝たれても不利な状況になります。
そして、いわきと三重はなんと明日(22日)に直接対決。どちらが勝ってもFC大阪には非常に都合が悪くなります。明日は、FC大阪が勝っていわきvs三重が引き分けに終わる。最終節に望みをつなぐシナリオはこれしかありません。
3.次節vs奈良クラブの見どころ
奈良に本拠地を置く奈良クラブ。FC大阪の本拠地である東大阪(大阪)とはすぐ隣のため「阪奈ダービー」と呼ばれます。
また、2014年FC大阪がJFLの1つ下のリーグである関西リーグで戦っていたときのこと。
JFLに上がるには…
関西サッカーリーグで優勝or全国社会人サッカー選手権大会で3位以上→全国地域サッカーチャンピオンズリーグに出場→上位2チームがJFL昇格。
FC大阪は全国社会人サッカー選手権大会で優勝し、全国地域サッカーチャンピオンズリーグに出場。2位に入りJFLに昇格しました。このとき唯一負けたのが奈良クラブ。PK戦の末、敗れました。奈良クラブは1位でJFLに。共にJFLに昇格した仲でもあります。
こういった背景があり、FC大阪vs奈良クラブの対戦は熱く盛り上がります。
選手たちも「奈良クラブだけには負けたくない」という、意地があるのです。
これまでの対戦成績は4勝3分3敗でほぼ互角。今年はどちらに軍配が上がるのか?!
FC大阪はこれまで通りの3-5-2や3-4-3のフォーメーションでいくのか、それとも最近の傾向である4バックの4-3-3で行くのか。
注目は、セレッソ大阪から移籍加入したMF大山武蔵。加入後は途中出場ながら4試合連続で出場し、第27節の青森戦ではゴールも決めています。「1対1で負けず、相手をドリブルで突破する力がある」と塚原真也監督も太鼓判。状態が良いだけに、もしかすると先発起用も有り得るかもしれません。
総得点22は全体3位。得点力は間違いなくあります。先制点を取って負けたのは1試合のみ。今シーズンはどの選手も得点が取れる力があるので、まずは先制点が必須となるでしょう。
対する奈良クラブ(以下、高知)は現在13位。開幕当初は3-5-1や3-4-3などフォーメーションの変更がありましたが、最近の試合では4-4-2がほとんど。またメンバーもほぼ固定されており、4バックに変更後は勝利数が増えてきています。FC大阪戦も、4-4-2で来ることを予想。
攻撃パターンはFC大阪と似ており、前線から素早いプレスをかけてショートカウンターを狙ってきます。ゴロパスを繋いだ攻撃だけでなく、ゴール前へロングボールを上げることも。また、サイドからの攻撃だけでなく、中央でのパス交換から、シュートを狙ってきたりと、攻撃パターンは様々。
特に気をつけたいのはFW島田拓海。前節こそ得点がなかったものの、前節まで4試合連続ゴールと、今状態が良い選手です。
サイドから崩されたくないFC大阪はおそらく、4バックの4-3-3か4-4-2でいくでしょう。
奈良クラブはパスを回してくるチームなので、高知戦のような走らされるサッカーにならないように気をつけなければいけません。
今シーズン、有観客試合になってからはホームでの勝ちがまだないFC大阪。ホーム最終戦でファン・サポーターとよろこびを分かち合うことができるのか?!
さて、次節は11月22日(日)服部緑地陸上競技場で13:00K.O.。J3参入に望みをつなぐために、なんとしても必勝だ!
今年はホーム全試合「あすリートチャンネル」でライブ配信しています。
↓↓↓
あすリートチャンネル
4.前節の試合ごインタビューも見ておきましょう!
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