東大阪市にホームタウンを置き、J3リーグ参入を目指す日本フットボールリーグ(JFL)所属のFC大阪。

5月1日(日)JFL第7節が行われ、FC大阪はホーム・東大阪市花園ラグビー場第2グラウンド(以下、花園第2)でヴェルスパ大分(以下、V大分)と対戦しました。
結果は1-1の引き分け。3勝1敗3分で現在の順位は3位です。

ラグビーのゴールポストが外され、サッカーゴールが置かれた花園第2。この光景も見慣れてきました。

この試合の見どころはこちら↓↓

2022.04.30

5月1日(日)、JFL第7節FC大阪vsヴェルスパ大分の見どころ　今季花園初戦、勝利なるか？！

東大阪市をホームタウンとし、Jリーグ参入を目指すJFL(日本フットボールリーグ)所属のFC大阪。 前節の第6節では、JFLの絶対王者HondaFCと対戦し、先制を許すも終盤に逆転勝利！ 6試合を終えて3勝1敗2分で現...

今シーズン、最初のホームタウン東大阪での試合。
「天候が悪い中、多くのファン・サポーターの方たちが来てくださり、勝利で応えたかった」とDF坂本修佑キャプテン。

奈良クラブに所属していた2017年シーズンには得点王を獲得した坂本。FC大阪ではDFで出場しています。

直近3年間の対戦成績は1勝4敗。FC大阪はV大分を苦手としていて、3年間勝ち星がありませんでしたが、昨シーズンのホームでようやく勝利を挙げました。
この試合でも、前半からチャンスを多く作ったのはFC大阪。ゴール前までボールを運び、積極的にシュートを打ちます。

良いリズムで攻め込んでいた前半23分、ペナルティーエリア付近でフリーキックを獲得。キッカーのDF舘野俊祐が蹴ったボールをFW木匠貴大がヘディングシュート。これがゴール右隅に決まって、FC大阪が先制します。

アングルが微妙なので、ライブ配信の映像も貼っておきます↓

その後も攻め続けますが、追加点はならず。一方守備では、5試合ぶりにスタメン復帰した坂本と、2試合ぶりにスタメン復帰したGK永井建成を中心に、決定機を作らせません。
前半はこのまま1-0で終了。

後半に入ると、徐々にV大分に攻め込まれる場面が増えていきます。
前半は得点を奪いに行くぞという気迫がプレーから伝わってきましたが、後半は時間が経つに連れてどちらかといえば1点を守りにいく、という雰囲気に。
ホッケー梶間は心の中で、「これは失点してしまう流れだ…」と感じていました。

「引いていたつもりはありませんが、FW中村真人選手や途中交代で入ったFW前田央樹選手(V大分)に前線でうまくボールを持たれてしまったので、守備の時間が長くなってしまった」とFC大阪の塚原真也監督。
それでもなんとか耐え忍んでいましたが、試合終了間際の後半42分でした。FC大阪のクリアボールをその前田に拾われて、そのままシュート。これがゴール右上に決まって、同点に追いつかれます。

ライブ配信の映像はこちら↓

その後は再び勢いが出てきたFC大阪でしたが、追加点は奪えず。

得点ランキング1位(試合前)につけるFWルイス・フェルナンドを後半途中から投入するも、追加点は生まれず…。

1-1の引き分けで、今シーズン最初の花園で勝利はなりませんでした。

1点を守り切るというのは、サッカーではかなりしんどいのです。相手の強烈ミドルシュートが決まったり、ちょっとしたミスで失点したり。なので、やはり2点目が大事になってきます。HondaFCに逆転勝利した試合のように、試合終了の瞬間まで気持ちを切らさずにゴールを狙ってほしい。次節のヴィアティン三重(以下、V三重)戦までは1週空くため、気持ちを切り替えて。

悪天候の中、1,011人のファン・サポーターが駆けつけました。

さて、上述のように次週はリーグ戦はお休み。天皇杯大阪府予選決勝(大阪サッカー選手権)が行われます。5月7日(土)15:30K.O.、J-GREEN堺にて関西大学と対戦。関西大学は、FC大阪がリーグ戦で引き分けたFCティアモ枚方に準決勝で、4-1で破っています。大学生だからと油断することなく、大阪代表の座を勝ち取ってくれ。

リーグ戦の次節は5月15日(日)13:00K.O.。アウェイ・朝日ガスエナジー東員スタジアムにて、V三重と対戦します。次節こそは勝利を！

この試合の公式記録はこちら。