週刊東大阪ラーメンニュースmini 高難易度！わかりにくいお店「幸奴」で、わかりにくく冷やし鶏塩そばが始まった

東大阪のラーメン情報をお届けする、ラーメンニュースmini。
新メニューや限定情報をみなさんにより迅速にお届けします。

新池島に店舗を構えるラーメン＆カレーの「支那そば灯が花幸奴(こうど)」。
美容室の間借り営業をする、知る人ぞ知る名店です。

2018.12.17

美容室にラーメン店？！幸奴(こうど)が目指すジャパンレストラン

東大阪は広い。昭和42年に布施市、河内市、枚岡市が合併し誕生した人口自治体は、61k㎡。性格の違う街を内包し、顔を持たない自治体としての市政はもう51年が経とうとしています。そんな中でも特に、週刊ひがしおおさかの編集...

新池島の住宅街に突如現れるその佇まいと検索のしにくさから、自他ともに認める「わかりにくい店」。
場所、営業日、駐車場、すべてSNSや公式ブログで確認してから訪れた方が良いでしょう。

住宅街の細い道に、赤い看板が現れる。車で走っていたらたぶん見落とす。

そんな難易度の高い幸奴から、これまた「わかりにくい新メニュー」が登場しました。
現在(6月8日時点)で解禁されている情報はこちら。

すいません💦今日から冷やしやってますがメニューができてなく、
お聞きくださいませ。 https://t.co/h79xKPU5ik

— 支那そば灯が花幸奴 (@COUDO2018) June 4, 2022

ちらりと見える「冷」の文字。お、おお？メニュー名は？
公式ブログでも冷やしラーメンの提供を告知していますが、詳細は不明。
店舗を訪れると、メニュー表には記載なし。思い切って「冷やしください」と注文しましょう。

レギュラーメニューの表はあり。

少し待って出てくるのはこちら。鶏塩そば(760円)。

ひんやり白ベージュの上品な佇まいの鶏塩そば。

裏メニューではありませんが、「注文したら出てくる」という攻略法。シンプルでありながらもかなり上級者向けです。
しかし、しかしですよ。この難解さがラーメンマニアたちを惹き付ける！！挑戦してやろうじゃないか、とワクワクしまう。

鶏と魚介のベースでクリーミーに仕上げ、3枚の食べごたえのある鶏ももと甘じょっぱいシナチクと玉子を添えて。
メニュー名にもある通り「塩」なので基本はしょっぱみを一番に感じますが、そこに加わる鶏のまろやかな口当たり。冷製スープのような感覚です。
目をつむって「利きラーメン」をしても、おそらくすぐにわかる。このトガり方は幸奴らしい、と。