ラグビー観戦レポート、今回はわたくし津本が試合観戦に行ってきました。
9月17日(土)ラグビートップリーグ第4節のクボタスピアーズ対 Honda HEAT
が大阪・万博記念公園競技場で19:00にキックオフされました。
昨シーズンクボタは12位、Hondaは11位と、この戦いも接戦になることが予想される中、クボタのキックで試合が開始されました。
試合開始直後から両チームのSO(スタンドオフ)によるキックの駆け引きが繰り広げられ展開に。まず攻めに出たのは、一人ひとりに突破力のあるHondaです。
前半8分、倒れない力強いプレーで数的優位を作ると、外にボールを回して右サイドにいた6中田へ。トライを決めます。
14レメキのGは失敗するも0-5と先制します。
対するクボタは前半22分。パスを繋いで7ピーターがゴールラインに押し込みます。トライかと思われたが、ここでTMO。角度から見ても確認できなかったため、トライが認められません。
しかしクボタは焦りません。スクラムでじわじわと攻め、流れを作ります。優位にたったスクラムが立ち上がり、崩れたところでもう一度フォワードの6萩澤が突き進み、トライを決めます。
9ルイのGは決まらず、5-5の同点にします。
この後も両チーム攻め合いましたが、5-5で前半が終了。後半に向けて備えます。
同点で折り返した後半戦。最初の得点は、ホンダ14レメキのPGでした。後半2分で5-8とリードします。
しかしクボタも黙っていません。後半16分ペナルティーをもらうと、9ルイのPGが決まり、8-8に。
後半23分にはキャプテン12立川が大きくゲイン。そこからPRで前に出て、12立川からのパスをもらった14伊藤が、右隅に逆転のトライを決めます。9ルイのGも成功し15-8とリードします。
さらに後半31分、10ルイのPGも決まり18-8とホンダを突き放します。
試合時間も残り少なくなる中ホンダも意地を見せます。後半35分クボタボールをうまく奪い、10小西が大きくゲイン。クボタのディフェンスが右に固まっていることを確認していた23森川が、左サイドにキックパス。見事に14レメキに繋がり、トライを取ります。
14朴のGKも成功し18-15、3点差に詰め寄ります。
勢いに乗って、逆転まで持ち込みたいホンダでしたが、終了間際のアタックでノックオン。そのままクボタに時間を使われてしまい、試合終了。
クボタの勝利で終わりました。
MOMは6萩澤正太選手が選ばれました。
試合後の記者会見でホンダの小西キャプテンは
「接戦になることがわかっていたがその接戦の中でホンダの方がハンドリングエラーと反則が多かったことが勝利を逃したと原因だと思う。これからの長いシーズンを考えると、勝ち点1点でも取れたことはよかった。」
と話します。
一方のクボタ、立川キャプテンも
「ベストなプレーでは無かったです。去年は接戦で負けました。試合内容は反省して自分たちの形を取り戻していきたい。」
と、どちらのキャプテンも満足のいく試合ではなかったと振り返りました。
最後までどちらが勝利するのかわからない接戦で、ハラハラして大興奮!これからの試合も、両チームの力強いプレーに期待しています!
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