近鉄ライナーズの新加入選手にインタビューする「新人さんいらっしゃ～い」。
第5回は、SHの榎本光祐(こうすけ)選手です。
1988年生まれの28歳で、大分舞鶴高校・早稲田大学出身。コカ・コーラ在籍(2011～2015年)後、ニュージーランド(以下NZ)へ留学した経歴をもつ選手です。

高校日本代表・U19代表の経験もある榎本選手にインタビュー！

ー今日はよろしくお願いします。榎本選手はNZからの帰国しライナーズへ入団…という異色の経歴をお持ちですが、どれくらいの期間NZへ行かれていましたか？

榎本　2016年の2月から留学し、帰ってきたのは同年の11月です。

ーほぼ1年ですね。

榎本　はい。ウインドマンスの11月に合わせて帰ってきました。そこからライナーズのトライアウトを受けて…という流れです。

ー留学時は27歳。トップリーグで経験を重ねた選手が留学というのは、なかなかの決断だったと思いますが。

榎本　そうですね。活躍できなかったらやめる覚悟。NZでダメなら、もうプレーできない！という気持ちで挑みました。

ーふむふむ。

榎本　向こうではクラブチーム(ティポキスポーツ)に在籍していたんですが、育成レベルの若手選手が集まるグレードに所属していたんです。その中では、僕が最年長で。

ーそれはけっこう気が張りますね。

榎本　でも、集まってきてる選手ってみんなハングリーさがあって、刺激になりました。誰よりも目立ちたいとか、気持ちが強い選手ばかり。それで僕も背中を押されました。

ーなるほど。気持ちの面でも収穫が大きかったと。帰国後は、すぐにライナーズへ入団されたんですね。

榎本　今年の1月半ばに入団が決まりました。NZでレベルを上げて帰ってきて、日本の最高峰リーグでどこまで通用するのかを確かめたかったんです。

ーどんなプレーが飛び出すのか今から楽しみです。

榎本　パスとテンポはNZでも通用したので、ライナーズでも発揮したいです。ほかにも…まだ言いませんが、NZでレベルアップしたことがあるのでそこを見てもらえたらなと思います。

ゲーム形式で練習中の榎本選手。球出しが早く、機動力の高いプレー。

ー続きはトップリーグで、ですね！ええと、留学前はコカ・コーラにいらっしゃいましたが、同じトップリーグの選手から見て、ライナーズってどんなイメージでしたか？

榎本　ファンの方がアツいですね。ライナーズと対戦するとき…特に花園では応援団からのプレッシャーがすごかった！試合前、ファンの方から「今日はよろしくお願いします！」とあいさつされたこともあります(笑)。

ー他チームにとって、ライナーズファンからの激励がプレッシャーになるわけですね(笑)

榎本　いやぁ、本当に。これが自分への応援だったらいいのになぁ、と思っていました。

ーこれから、榎本選手の応援にもなりますね。では最後に、読者の方・ファンの方に、メッセージをお願いします！

榎本　応援してくれているみなさんに恩返しするため、パフォーマンスで応えていきます。「ライナーズに来てもらってよかった」と思ってもらえるよう、がんばります！

力強い言葉と同じくらい力強いお姫様抱っこでした。

留学を終え、再びトップリーグでのチャレンジが始まる榎本選手。どんな風にレベルアップしているのか…続きは試合で！
次回はトンガ出身のあの外国人選手を紹介します。乞うご期待。

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