こんにちは、コーヒーはブラック派の記者・ミホロボットです。
梅雨が終わり、猛暑が到来した今夏。冷たいアイスコーヒーが飲みたくなってきます。そんな時にぴったりのお店、見つけました。新石切駅から徒歩5分の「プエンテコーヒー」です。
中南米を中心とした豆の自家焙煎と販売を行う同店。淹れたてを有料で試飲できるカウンターもあります。
とにもかくにも、まずは飲んでみよう!と、水出しアイスコーヒーを頼みました。
ナザレス産(ブラジル)のアイスコーヒー(400円)。豆の違いは正直全然わからない女・ミホロボですが、わかる、わかるぞ。このコーヒーは…おいしい!「苦みのなかにフルーティーを感じる気がする」と、それっぽいコメントまで飛び出します。
注目すべきは丸い氷。透明じゃありません。氷もアイスコーヒーでできているのです。これなら溶けた氷でコーヒーが薄まらず、最後までおいしい。工夫を凝らした夏の一杯です。
「コロンビアやコスタリカ、パナマ…毎年現地へ直接買い付けに行っています」と、店主の田中さん。これまで70を超える生産者の元を訪問しています。
扱っている豆は約30種類(100g 360円〜)。「おすすめはどれですか?と聞かれるのが一番困るんです(笑)。苦いものが好きな人でも、軽度の苦みか、ガツンとくる苦みか。お客さんの好みを聞きながら、一緒に選んでいくのが仕事です。」
実はこの業界に入る前、システムエンジニア(SE)だった田中さん。まったく畑違いの業種…と思うかもしれませんが、「コーヒー店はSEと似ているんですよ」と一言。
お客さんのリクエストを聞き、システムをオーダーメイド的に作っていくSE。コーヒーも同じで、お客さんとトークしながら嗜好を探り、その人に合った豆を選んでいきます。SEでの経験が、今に生きているのです。
「昔から飲むことが好きだったんですが、次第に趣味で淹れるようになったんです。で、勉強しようと自家焙煎のお店に足を運んでいるうちに、焙煎してからの鮮度が味を決めるいうことに気がついて…。徐々に『淹れる』ことにのめり込んでいきました。」
SEとしての将来を悩んでいた際、「コーヒーオタク道」を突き進むことを決意します。
瓢箪山のコーヒー店「元井珈琲」で2年半修行し、2013年に独立。現在の場所で「プエンテコーヒー」を創業しました。
現在は一般のお客さんに向けたテイクアウトをはじめ、近隣では「シェ・アオタニ」や「geru(ゲル)」、「EARLY’S CAFE(アーリーズカフェ)」など、スイーツショップやカフェにも豆を卸しています。
「プエンテ」はカフェというよりも、豆の販売がメイン。「自宅、職場、外出先、ゆっくりしたい時、気持ちを切り替えたい時、スイッチをオフにしたい時…様々なシーンで現れるコーヒーが、 プエンテコーヒーのものであれば嬉しいです。」日常のあらゆる場面でコーヒーを楽しんでもらいたい、と販売に力を入れているのです。
「もう店内が手狭なので場所を広げ、ゆくゆくはコーヒーの淹れ方教室など体験教室も開きたいです」とお店のこれからについて話してくれました。
東大阪の中南米「プエンテ」は新石切にあり。さあ、アイスコーヒーで夏を感じよう!
■プエンテコーヒー
東大阪市西石切町1-6-23
営業日:平日9:00~20:00、土日祝9:00~18:30
定休日:火曜日
アクセス:近鉄けいはんな線 新石切駅から徒歩5分
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