ホッケー梶間です。
今回はラグビーの取材に行ってきました。初めて書くラグビーの試合のレポートです。

2018年12月8日(土)第56回日本ラグビーフットボール選手権大会準決勝兼ジャパンラグビートップリーグ2018‐2019リーグ総合順位決定トーナメント2回戦が東大阪市花園ラグビー場で14:00から行われました。
この試合に勝ったチームが次週、東京・秩父宮ラグビー場で行われる決勝に進出します。
リーグ戦では無敗の神戸製鋼。
しかし、唯一引き分けたのがトヨタ自動車戦。今日こそは勝って堂々と決勝に進みたいところ。

トヨタ自動車のキックオフで試合が開始されます。
前半開始後、トヨタが神戸製鋼陣地に攻め込む時間が続きますが、神戸製鋼は堅いディフェンスで突破を許しません。
試合が動いたのは前半7分。22mライン付近で神戸製鋼がペナルティ。
トヨタはキックを選択。これを12 クリントン・スワートが決め、先制します。

しかし、神戸製鋼もすぐに反撃。前半11分、トヨタ陣内に攻め込み、9日和佐から6グラント・ハッティングにつなぎトライ。5−3と逆転します。
さらに前半25分、神戸製鋼は右サイドから攻め込み、14アンダーソン フレイザーから、最後は10ダン・カーターが中央付近にトライ。キックも決まり、12−3と突きはなします。

この日一番目立っていたのは、やはり10ダン・カーター。

トヨタ自動車も反撃に出ます。前半30分、センターラインからやや神戸陣内。神戸製鋼のペナルティに対し、トヨタ自動車はキックを選択します。長い距離を12クリントン・スワートが決め、反撃かと思われましたが、前半34分、37分と立て続けに10ダン・カーターのPGが決まり、トヨタ自動車の追撃を許しません。
前半は18−6、神戸製鋼のリードで終了します。

後半も前半の勢いのまま攻める神戸製鋼。
一方、これ以上の失点を避けたいトヨタ自動車は必死の守りで、トライを与えません。
お互いにゴール前までは攻め込みますが、後少しのところでペナルティを犯してしまい、トライまで至りません。

均衡状態を破ったのは後半15分。トヨタ自動車は、神戸製鋼陣内でのマイボールスクラムからボールをつなぎ、10クロニエから15ジオ・アプロンへのパスが乱れるも、アプロンが自らキャッチし直して中央付近にトライ。キックも成功し、18−13と5点差に縮めます。

パスが乱れ、ボールを落としそうになるもうまくキャッチし、トライに向かう15ジオ・アプロン。

スーパープレーが飛び出し、トヨタ自動車に流れが向きかけましたが、ペナルティでなかなか波に乗れません。自陣での反則がPGに繋がり、再び8点差まで広がります。
後半22分、トヨタ自動車はPGで3点を返すも、すぐさま神戸製鋼もPGを決め返し、寄せ付けません。

残り5分。ここからゲームがさらに動きます。残り時間が少なくなる中、早く点差をつめたいトヨタ自動車は、神戸製鋼陣内のスクラムで組み勝ちペナルティを得ます。迷わずキックを選択。これを12クリントン・スワートが決め、24-19と5点差にし、1プレーで逆転可能な点差に詰め寄ります。
しかし試合終了間際、神戸製鋼10ダン・カーターが左スペースにキック。トヨタ自動車15ジオ・アプロンが取れず、こぼれたボールを14アンダーソンフレイザーがさらにキックでインゴールに入れ、自ら抑えてダメ押しのトライを奪います。
キックも決まり、31−19で試合終了。

試合後の記者会見で神戸製鋼のディロンヘッドコーチは「素晴らしいゲームだった。この1週間取り組んできたことを選手たちがすべて発揮してくれた」と言っていました。
「セットプレーで相手に勝てたのが今日の勝利につながった」と橋本キャプテンは振り返り、来週の試合に向けても期待できる内容でした。

一方惜しくも敗戦したトヨタ自動車のジェイク・ホワイトヘッドコーチは「残り5分までは5点差だった。この時にトライを取り切れなかったことが敗因です」と悔しさ振り返っていました。

今日勝利した神戸製鋼は12月15日(土)14:00から、同じく今日勝利を収めたサントリーと東京・秩父宮ラグビー場で優勝をかけ戦います。

得点が入りそうになりながらも両チームとも堅い守りで得点を許さないプレーを見ると、さすがトップリーグという感じで、1点の重みを感じることができた試合でした。
ルールをもっと覚えると、より楽しく観戦できると思うので、取材を通して覚えていきます。

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ホッケー 梶間

ホッケー 梶間

投稿者プロフィール

山口県出身。
大学生のときに大阪にやってきました。
高校からホッケーを始め、現在もやっています。
なのでホッケー梶間です。
10chとYouTubeを見て生きています。
食べに行ったお店の中で1番カロリーが高そうなものをだいたい注文します。

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