先日、ホッケー梶間に一本の連絡がありました。
「東大阪市役所5階の危機管理室に、『サイバー犯罪対策相談窓口』が設置される」と。
窓口となるのは、摂南大学経営学部経営情報学科でサイバーセキュリティーを学ぶボランティアの学生。
なんと、学生を率いる久保貞也准教授は、ホッケー梶間が大学時代お世話になったホッケー部の顧問の先生です。
これは取材に行かねばと体が動きました。
ということで、2月22日(金)市役所へ行ってきました。
市民が安全・安心に暮らすことができるよう取り組む東大阪市。「パソコンやスマートフォンがウイルスにかかった」、「SNSで被害にあって困っている」などの相談を受けるために、今回窓口を設置しました。小中学生や保護者、企業まで、コンピューターやインターネットに悩みをもつ人なら誰もが対象になります。
東大阪市、東大阪商工会議所、東大阪市PTA協議会、布施警察署、河内警察署、枚岡警察署、大阪府警察本部生活安全部サイバー犯罪対策課が手を組み実現しました。
窓口設置の前に、「サイバーセキュリティ対策に関する協定調印式」が行われました。
野田義和東大阪市長は「近年、SNSの流行により様々なサイバー犯罪も増えてきた。小中学生でもスマホを持つ時代なので、被害に合わないように守っていきたい」と話します。
調印式後、サイバー犯罪対策相談窓口が設置されました。

大阪府警察サイバー犯罪対策テクニカルアドバイザーでもある、久保貞也准教授。こんな肩書きを持っておられるとは知りませんでした…。
設置日時は、2月22日(金)、3月1日(金)、8日(金)、15日(金)の午後1時〜午後4時。
電話(06-4309-3130)もしくは、危機管理室まで直接行くと対応してもらえます。
摂南大学2年生の真鍋さんは「大学で学んでいることを活かし、東大阪市民の手助けをしたい。相談に乗りながら、自分たちも成長していきたいです」と話しました。
「小中学生に、スマートフォンの使い方やSNSの危険性を教えたりもしているので、親子で相談に来て下さい」と話す学生も。
「家にWi-Fiを置いたけど使い方がわからない。教えてもらってもいいですか?」と野田市長が相談をする場面もありました。
窓口では、SNS(アカウントの乗っ取り等)や迷惑メールで困っているなどにも応じてくれます。
解決するには別機関が必要と判断すれば、警察や消費相談センターへの紹介も行う予定です。
後輩たちから話を聞いていると「未成年や東大阪市の企業を犯罪から守りたい」という強い思いが伝わってきて、できることは協力したいと思いました。
ぼくにできることは、記事を書いて相談窓口が市役所に設置してあると、多くの人に知ってもらうこと。
少しでも「これ怪しいな」と思ったら1人で悩まず相談を。
■サイバー犯罪対策相談窓口
日時:2月22日(金)、3月1日(金)、8日(金)、15日(金) いずれも午後1時〜午後4時まで
場所:東大阪市役所5階 危機管理室
TEL:06-4309-3130
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