3月17日(日)、第70回近畿高等学校ラグビーフットボール大会(近畿大会)が兵庫・神戸総合運動公園(陸上競技場と補助競技場)にて行われました。
府・県大会を勝ち抜いた近畿の16チームが、選抜大会への出場をかけ5枠を争います。
10日に1回戦が行われ、残った8チームによる準々決勝が行われました。
というわけで、週刊ひがしおおさかは花園を盛り上げてくれる新人選手を発掘しに、取材へ行ってきました。
今回も、知ったかぶれるダイジェストをお届けします。
「大阪桐蔭と常翔学園はやっぱりむちゃくちゃ強いみたいで」
とか前回言ってたけど、両方負けちゃった。
でも全国への第5代表決定戦(敗者復活戦)があるから逆に盛り上がっちゃうね。
が大正解。朝礼で使ってもいいよ。
全試合ダイジェスト
大阪桐蔭 10-33 京都成章
前半10-12
前半は拮抗した展開が続く。大阪桐蔭がPGで先制するがその後は互いにトライを奪い合い、大阪桐蔭が1トライに対し京都成章が2トライで前半を終える。
後半は完全に京都成章のペース。ギアを入れ直したように動きが良くなり、個々の判断力も向上した。一方大阪桐蔭はどの局面でも防戦一方。4本橋、15森本が2トライずつを上げた京都成章が予想以上の大差で圧勝した。
京都工学院 24-40 関西学院
前半10-21
試合開始から京都工学院のクイックリサイクルが威力を発揮する。1分、4分と連続してトライを生み出すと、京都工学院圧勝の絵すら抱かせた。しかし関西学院は確実にタックルで京都工学院の動きを止めて、ディフェンスラインを上げてボールを奪う。ゴール前ラックから1下星がトライを上げると、17分、27分とトライを続けて奪い10-21で折り返す。
後半最初のトライも、京都工学院。テンポの早いアタックから14三浦が奪う。しかしその後は関西学院のペース。京都工学院はプレーに確実性を欠き、チャンスをものにできなかった。
常翔学園 14-50 天理
前半14-19
順目に回し数的優位を作る天理と、スキルフルなプレーで前進する常翔学園。天理は8分にハーフウェイライン中央のスクラムから展開し、11豊田がトライする。
対する常翔学園はラックからキックパスを通し、13岡野がキャッチ。トライする。対象的な両チームだが、徐々に天理のペースに。3中山が随所でビッグプレーを見せるとテンポが上がりトライを量産。14-50の大差で常翔学園を下した。
東海大仰星 36-12 御所実業
前半19-0
試合開始からしばらくは一進一退。10分過ぎから東海大仰星がペースを握る。12分、敵陣22m付近のラインアウトから4羽間がトライ。18分にもラックから1高橋がトライを奪うと東海大仰星が主導権を握る。
後半はBKのスピードも活かしトライを量産。御所実業も2トライを返すが、ディフェンスがうまく機能せず東海大仰星の猛攻を防げなかった。
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