3月17日(日)、ついにこの日がやってきました。JFL(日本フットボールリーグ)に所属するFC大阪の開幕戦です。
2018年シーズン4位の強敵、FC今治をホームで迎え撃ちました。
試合の前にファンクラブ会員限定のハイタッチ会が行われ、ファンと選手がふれあう場面も。
この日は、「東大阪市民応援デー」で東大阪市民であれば、無料で見ることができます。ホームタウンとなったチームの開幕戦を見ようと230名の東大阪市民が駆けつけました。
試合開始前、JFL通算100試合出場を達成した川西選手へFC大阪吉澤会長から花束が贈呈されました。
試合は、FC大阪のペースで進みます。中盤でボールを繋いで、サイドへ展開。積極的にゴール前へセンタリングを上げます。
ゴール前でチャンスがいくつか生まれますが、FC今治は元日本代表・駒野友一選手などの固いディフェンスでゴールラインを割らせません。
ボールポゼッション(ボールの保持率)は、FC大阪が高めですが、最後の最後が決めきれず、0−0のまま前半が終了。
後半も、前半同様右サイドに展開して攻撃を続けますが、なかなかゴールネットを揺らすことはできません。
疲れが出てきたのか、パスミスなどが出てきて、徐々にFC今治に攻められる時間が増えてきます。
シュートを打たれる回数も多くなります。しかし、GK1・永井文也選手がナイスセーブを連発。ディフェンスも13・岩本知幸選手を中心に必死に守り、スコアはなかなか動きません。
後半20分、この試合最大のチャンスが訪れます。ゴールまで約18mの位置でフリーキックを得ます。キッカーはDF6・舘野俊祐選手。待望のゴールを願いますが、相手の壁に阻まれ、ゴールとはなりませんでした。
その後も、ゴールを目指して攻め続けますが、最後までFC今治のゴールラインを割ることができず、0−0の引き分け。
試合後、和田監督、岩本キャプテン、吉澤会長にインタビューしました。
ー今日の試合を振り返って下さい。
和田 FC今治は力があるチームなので、相手が嫌がることをしようと試合に臨みました。うちの選手は予想以上に良いプレーをしてくれましたが、ゴール前での精度を欠いてしまったので、この結果に。これから改善していきたいと思います。
ー引き分けという結果はどう受け止めますか。
和田 こっちがやろうとしていたプランで試合を進められていたので、もったいない引き分けでした。
ー今シーズンの開幕までにどのような準備をしてきましたか。
和田 チームの良さはスピード。それを試合で活かせるように準備してきました。今日はそれが出せていたので、手応えは感じています。
ー次戦に向けて。
和田 次はアウェイゲームなので、難しい試合になると思います。自分たちが何ができるのかしっかり考えて、この1週間準備をしていきます。
ーフィールドでプレーしていて、今日の試合はどうでしたか。
岩本 試合の入り方は自分たちが思っていたとおりにできました。前半の攻め方が良かったので、後半も変えずに戦いましたが、点を取ることができませんでした。もったいない試合ですが、失点をしなかったのは、今後の自信になりました。
ー攻めていたのに得点が入らなかった要因は。
岩本 相手ディフェンダーの集中力が高く、決めきれませんでした。ラストパスやシュートの精度を欠いてしまったのも要因です。
ー次戦に向けて。
岩本 次戦、次々戦とアウェイでの試合が続くので、勝ち点を多く取って大阪に戻ってきたいです。
ー会長から見て、今日の試合はどうでしたか。
吉澤 2015年にJFLに参入して毎年、勝ち星を取っていました。今日は勝つことはできませんでしたが、強敵であるFC今治と引き分けで勝ち点1が取れたのでよかったです。
ー東大阪のみなさんにひとこといただけますか。
吉澤 今日は「東大阪市民応援デー」で、東大阪からとても多くの方に来場いただけました。たくさんの方に来ていただけるほど、選手も頑張れます。我々も、東大阪市民のみなさんに1つでも多くの勝利を届けたいと思います。
今日は、惜しくも引き分けに終わったFC大阪。次戦はアウェイでヴィアティン三重と戦います。布施にできた「東大阪オフィス」では、パブリックビューイングも実施します。「三重は少し遠い…」という人は、布施へ応援に行きましょう!
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