2月24日、布施・みやこ町商店街にオープンした「鉄板居酒屋 ふらんかぁー」。
ラグビーを愛する者ならすぐに「ピン!」とくるこの屋号。
開店するやいなや、店舗Twitterでは数々のラグビー選手の来店情報がアップされました。
ただの居酒屋じゃない。そう確信した週刊ひがしおおさかは、取材を敢行しました。

布施駅から真っ直ぐ南へ徒歩5分。みやこ町商店街の看板をすぐ右手に曲がると…。
お、ここだ。先客がいる模様…って、近鉄ライナーズの面々じゃないか!

「あれ?週ひがさんなんでここに?」って、辻直幸・田淵慎理・矢次啓佑選手がいました。マジで偶然。
「友人がお店をオープンしたと聞いて、初めて来ました」とのこと。
ちなみに取材に訪れた日はまだラグビー界的にはオフシーズンの3月。社員選手の3人は、サラリーマン業をした 後に来ていたのです。

取材そっちのけで、しばらくライナーズの選手と戯れる週ひが。
壁には高校ラグビーやサイン色紙、足元には人工芝。「ラグビー居酒屋」とは謳っていませんが、そこかしこに楕円愛は感じます。
立ち飲み形式ですが店先には簡易テーブルと椅子が設置され、ゆっくり過ごすこともできます。
「通りがかったら『何かやってるな』と覗いてもらえるように、狭いけれどオープンな店にしました」と話すのは、スタッフの圓井(まるい)さん。

中学校教師をやめ、サラリーマンに転職した圓井さん。「昼は会社員ですが、夜に何かできないかなと思っていたとき、店をやってみないかと誘われて始めました」。
「ぼくら、フラフラしてるから『ふらんかぁー』なの?ってよく言われます(笑)。ぼくは昼間に荷物を運んだり掃除をしたりする『便利屋』やってますし…」と同じくスタッフの高橋さんも入ります。

昼は便利屋、大阪経済大学ラグビー部のコーチもしている高橋さん。
2人とも同志社大学ラグビー部出身で、ポジションはフランカー(FL)。店名はもちろんポジションが由来です。
2人とも「フラフラしていた」ところ、布施で馬肉と燻製の居酒屋「呑み処 おかげ」の店主に誘われ鉄板居酒屋をオープン。現在共同で経営しています。
気軽に楽しめるよう、1本100円の串焼きを看板メニューに。

うー!たまらない香りが商店街に広がる。ハラミ・赤セン・肝の3種全部食べよう。
ホルモン焼きそばや卵焼きなど鉄板で作ることができるメニューがそろい、極めつけはこちら。

どん!缶のビール&ハイボール。記者・ミホロボットはお店の雰囲気とアルコールの力で取材中に完全に酔っ払った。
アルコールを頼むと、缶のまま出てくるのです。これぞ、ビバ・立ち飲み!最&高!
しかし、「リーズナブルだけが取り柄じゃないんです」と圓井さんが取り出したのは、和牛の塊。

肩ロースの中でも希少な部位「ハネシタ」。
これを鉄板で焼くという豪快さ!
リーズナブルな串焼きを食べたことだし、和牛を食べたとてバチは当たりません。
「メニューはこれから増やしていきます」「気軽に立ち飲みしてもらえる店にできて、地域を盛り上げる店にしたいです」と2人は肩を組みます。

と、なぜか一緒に写りにくる田淵選手。
フラフラのフランカーが、布施の夜を熱くする。まずは串焼きからキックオフ!
■鉄板居酒屋ふらんかぁー
住所:東大阪市足代1-19-4
営業時間:11:00~22:30
定休日:不定休
電話:090-5972-7984(髙橋)
公式Twitter
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