FC大阪 首位・ソニー仙台FCと対戦し3失点で敗北 リーグ戦4連敗と悪い流れは続く…

2019年6月8日(土)、JFL(日本フットボールリーグ)第10節FC大阪対ソニー仙台FC(以下、ソニー)の試合が、J-GREEN堺メインフィールドで行われました。結果は0-3で敗れ、4連敗。連敗を止めることはできませんでした。

この悪い流れ、いつまで続くのだろう…。

令和になってリーグ戦での勝利はありません。前節のHonda FCとの試合は、2得点を取りながらも3失点。直近3試合で2得点5失点と、守備で課題が出てきています。

今節の相手・ソニーは9節が終わって負けは1試合のみ。総得点も20点と圧倒的な攻撃力を誇ります。しかし失点は8点と、少なくはありません。チャンスを活かし、得点を取ることができれば勝てる相手です。

ここまでの悪い流れを払拭するため、GKを守護神・永井文也から李在根(リ・チェグン)に、ゲームキャプテンをMF・木匠貴大からDF・池永航に代え、試合に臨みます。

今季初スタメンの李。

しかし試合の主導権を握ったのはソニー。

シュート数
FC大阪 ソニー
前半  4    8
後半  1    8

ボールポゼッション
FC大阪 30対70 ソニー (ホッケー梶間の体感)

と、圧倒的に守備に回ってしまいました。とくに後半はシュートが1本だけ。勝つためにはシュートを打たなければならないので、まずはシュートを打つことが重要になるでしょう。

試合を振り返ります。
前半は風下のソニーボールでキックオフ。ここまで20得点を取っているソニーの攻撃陣は、前半から積極的にシュートを打ち、FC大阪ゴールに迫ります。

一方のFC大阪は、カウンターからボールを繋ぎゴールを目指しますが、ソニーのDF陣を前にシュートを打つことができません。

シュートは惜しくもバーの上を通過し、悔しがるFW・横野。

すると前半9分、ソニーの強烈なシュートが来ますが、GK・李が右手で止めるナイスセーブ。最後列からチームを盛り立てます。

その後もソニーの猛攻をしのぐFC大阪でしたが、前半21分。ソニーに与えた左コーナーキックを一度はクリアしますが、クリアボールをMF・三浦祐希にそのまま打たれ、先制点を許してしまいます。

FC大阪は徐々にパスが繋がり、シュートも打てるようになりますが、前半は無得点。
0-1で前半は終了します。

FC大阪ボールで後半キックオフ。後半からMF・久保田を投入し、追加点を狙います。池永が交代したため、キャプテンマークはDF・舘野俊祐。

池永がケガをしたため、後半からキャプテンマークを巻いた舘野。

選手交代で流れを変えたいFC大阪でしたが後半7分、MF・四ヶ浦寛康が2枚のイエローカード※1によりレッドカード。退場処分で、1人少ない状況になります。
※1・・・サッカーでは同選手に1試合のうち2枚イエローカードが提示されたら、レッドカードとなり退場に。次節も出場停止となります。

イエローカード2枚でまさかの退場となった、四ヶ浦。

後半11分には、身長193cmのFW・和田健太郎を横野に代えて投入し、得点を狙いにいきます。

初出場を果たした和田。

10人で何とか守っていたFC大阪でしたが、後半31分。右サイドを崩され、ソニーのMF・秋元祐太に強烈シュートを決められてしまい、2得点めを許してしまいます。

何とか1点を返したいところでしたが、10人では歯が立たず、終了間際にもフリーキックから失点。0-3でリーグ戦4連敗となりました。

GK・李が弾くも、そのままゴールになってしまった。

今節も守備に課題が残る形となりました。
リーグ戦30節中3分の1の10節までが終了し暫定7位、首位を走るソニーとは勝点の差が9に。明日の他の試合結果次第では10位まで下がってしまう可能性もあります。

しかし、諦めたらそこで試合終了!立て、立つんだFC大阪イレブン。切り替えて来週からの試合をすべて勝つ気持ちで戦うんだ。どんなときも力強く前に進もう!

今日は少なめの応援団。でも、掛け声は会場中に響き渡っていた。

だっていつも応援に来てくれるサポーターがいるじゃないか。しんどい時こそ1つになって、みんなで前へ進もう!


和田治雄監督

会見後、サブメンバーの練習試合が隣のグラウンドで行われ、そこでも指揮を取っていた和田監督。

ー今日の試合を振り返ってください。
和田 内容は悪くない試合。攻撃力がある相手なので、ボールは持たれるだろうと予測していました。FC大阪としては、カウンターから攻め上がる戦略でしたが、選手が慌ててしまい、攻撃に繋げることができませんでした。さらに、最近の課題であるセットプレーからの失点が試合を難しくしてしまいました。

ーリーグ戦4連敗となりました。
和田 4連敗してはいますが、チームの雰囲気は前向きです。切り替えて次節に臨みます。

ー首位のソニーが相手でしたが、どのような準備をしましたか
和田 攻撃力のあるチームなので、誰がどの選手をマークするか。カウンターからの攻め方などを準備しました。

ー今日の試合、ゲームキャプテンを木匠選手から池永選手に代えたのはなぜでしょう。
和田 木匠がベンチスタートだったので池永に託しました。常にDFで出場している池永や舘野は、後ろから声を出したり、グラウンドを全体的に見ることができるので、キャプテンにしました。

ーキーパーは初スタメンの李選手でした。
和田 永井が体調不良だったので、力のある李を使いました。落ち着いてプレーしてくれました。

ー次節(MIOびわこ滋賀)に向けて。
和田 なんとか悪い流れを止めて連勝に持ち込めるように、この1週間準備します。

舘野俊祐ゲームキャプテン

次節は得点をお願いします!

ー今日の試合を振り返ってください。
舘野 一番の敗因は、セカンドボールを相手に拾われたことです。サイドに展開されて、チャンスを作られてしまいました。前半に追いつくことができていれば、違う結果になったかもしれません。決定機を作れなかったのも敗因の1つです。

ー後半1人少なくなってしまった後は、何か戦い方を変えたのでしょうか。
舘野 戦い方は大きく変えていません。ただ1人少なかったので、ボールを奪った後に有効的な攻撃ができませんでした。30試合のうちの1試合として見れば、このような試合もあるのかなと思います。

ー次節に向けて。
舘野 今の僕たちに必要なのは勝点3。戦術よりも1人ひとりがしっかり戦い、よりシュートを打って、より積極的にプレーしていかなければいけません。そうすれば、自ずと勝ちが近づくと思います。アウェーですが、勝点3を取れるように、準備していきます。

吉澤正登会長

「試合終了後、1人で泣いてました…」と話してくれた吉澤会長。僕も泣きたいっす。

ーリーグ戦3分の1が終わりました。ここまでを振り返ってください。
吉澤 2015年からJFLで戦ってきていますが、前半戦は良い流れで来ていても夏場で失速する傾向があります。しかし、今季はすでに4敗。弱い夏場にしっかり準備をして戦えば、十分に優勝を狙えると思うので、これから頑張ります。

ー7月3日(水)の天皇杯2回戦に向けての意気込みを。
吉澤 まずは、次週のMIOびわこ滋賀戦や7月3日までのJFLの戦いの中で、勝ちに繋がるものを見つけていきたいです。JFLで良い結果を出して、ベガルタ仙台戦を迎えたいと思います。

ー次節に向けて。
吉澤 天皇杯1回戦では勝利している相手。チーム一丸となって良い準備をして、当日を迎えたいです。


初出場を果たした、GK・李在根選手とFW・和田健太郎選手にインタビューしました。

GK・李在根選手

東大阪出身の李選手。チームのムードメーカーです。

ー初スタメンでした。感想を教えてください。
 初スタメンで自分がどこまでできるか楽しみにして、試合に臨みました。3失点してしまいましたが、自分の中では100%やりきれました。

ー自身の強みはなんでしょうか。
 DFの裏のスペースのケアと、ロングキックが持ち味です。

ーこれからの意気込みを。
 来週も試合に出られるのであれば、この1週間良い準備をして、相手を無失点に抑えて、勝利に貢献したいです。

初出場の和田健太郎選手。武器は193cmの高さ!

ー初出場の感想を教えてください。
和田 練習試合などでは試合を経験していましたが、今日の相手(ソニー)は1段階上のチームでした。

ーどのような気持ちで試合に入りましたか。
和田 1人少なく負けている状況だったので、守備ではDFラインまでしっかり戻って、攻撃ではシュートを打って、同点に持っていく気持ちで入りました。

ーこれからの意気込みを。
和田 コンスタントに試合に出て、得点を取って結果を残していきます。

この悪い流れはいつまで続いてしまうのか。しかし終わってしまったことを振り返っても仕方ありません。どうすれば「勝てるのか」「得点が取れるのか」「失点は少なくなるのか」を考えて、残りの試合に臨んで欲しい。来週は天皇杯1回戦で勝利したMIOびわこ滋賀とアウェー・東近江市布引運動公園陸上競技場で13:00から対戦。勝利して、連勝記録を作るぞー。次節こそは勝利を!

■FC大阪公式ホームページ:FC大阪公式ウェブサイト

■公式記録:JFL公式

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