「よっしゃ、緊急事態宣言解除や!」
と喜んでいる東大阪人の顔が浮かんでくるニュース速報を受信しました。長かったね。
ここで言う「東大阪人」とは東大阪市に関連のある人の総称。職場があるとか、学校に通ってるとか、出身だ、ラグビーを観に行った、乗り換えで降り立つ、出張で来た。など最近よく聞く「関連人口」に相当する人たちのことを、私たちは「東大阪人」と呼んでいます。
そんな東大阪人のなかでも、弊サイトの読者で特に多いのは、
「昔東大阪の大学に通ってて」
と言う人たち。
そんなみんなに今届けたい、この一報を。
たまごのちから、(テイクアウトのみで)営業再開したってよ!
新型コロナウィルス感染拡大防止のための緊急事態宣言を受け、4月7日より臨時休業に入っていた中小阪のオムライス専門店「たまごのちから」通称「たまちか」。
東大阪市は5大学を有するまち。2010年の開店以来、付近の大学生や高校生から絶大な指示を受けてきました。
人気の秘訣は、日本料理の板前だった店主中弥さんが作るオムライスのクオリティと、驚愕のコストパフォーマンスです。
1日30食限定の「週替わりサービスオムライス」は400円と破格。他の定番メニューも500円から1000円を超えることは稀。少なくとも編集長前田は800円を超える会計をしたことがありません。
「濃厚」とは違う。「コクがある」でもない。甘いとか旨味とかで済ませようとする陳腐な食レポラーを一刀両断。卵が持つうまいの要素をコーティングする焼き。絶妙な柔らかさを作るフライパンさばき。
メニューごとに用意されたライスにぷっくりできたオムレツを乗せて、さあこれが八戸の里の誇り。
全世界にいる東大阪人は、オムライスを口にするたび思い出しているはず。
「たまちかのオムライスうまかったよな」と。
再開初日の5月20日、もちろん編集長・前田もテイクアウト。大好物の「とりからオムライス」と思ったけど、ちょっと待て。今日は卵の力を最も感じられる「カリカリじゃこと青菜オムライス(600円)」にしよう。
ああ、うまい。本当にうまい。
ふわっとしたたまごに、じゃこと青菜の歯応えが気持ちいい。香りと塩気と、大根おろしのアクセントがたまらないコンビネーションだ。
帰ってきたよ、たまちかを食べられる日常が。嫌な仕事をして、たまちかに寄る感動。バカバカしい人間関係にも逃げることなくがんばったあと、たまちかを味わう喜び。
帰ってきたんだ、クソつまらない日常とともに、たまちかが帰ってきたんだ。
本物のうまいオムライスを食べられるようになって、本当によかった。
がんばろう、これからも。たぶん全然おもしろくない新しい世界に向けて。
よし、次はとりからオムライス食べよっと。
■たまごのちから
住所:東大阪市中小阪2-13-8
TEL:06-6722-1010
営業時間:11:30~14:30、17:00~20:30(LO)
定休日:火
アクセス:八戸ノ里駅から南へ徒歩6分
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