開幕の7月18日が近づいてきたJFL(日本フットボールリーグ)。
東大阪市をホームタウンとするFC大阪は、アウェイ・宮崎でホンダロックSCと対戦します。
今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、3月15日の開幕が延期。初の7月開幕となります。
それに伴い、開催日程も大幅に変更。通常はすべてのチームとホーム・アウェイで1試合ずつ計30試合行います。しかし、今シーズンは全チームとホームまたはアウェイのいずれかで1試合ずつ戦い、全15試合になります。
すでに無観客試合(リモートマッチ)が決まっていた3試合(第16節、24節、17節)に加え、第18節、19節、20節も無観客試合が決定。
なので、今年はFC大阪の花園ラグビー場第2グラウンドでのプレーを直接見ることはできません。
そんな中、開幕が2日前に迫った7月16日。FC大阪は試合に向けて、セットプレーの確認を中心にトレーニングを行いました。
昨シーズンはセットプレーからの失点が多く、逆にFC大阪は得点をあまりあげることができませんでした。今年はセットプレーが鍵を握ると言っても過言ではありません。
今年FC大阪の監督に就任し、JFLで初めて指揮を執る塚原真也監督。間もなく初陣がキックオフです。
練習後、記者・ホッケー梶間が注目する3選手と塚原監督に意気込みをインタビューしてきました。
ー先日のチャリティーマッチを通して修正した点は?
塚原 チャリティーマッチは色々な選手を出すゲームだった。そこから、ある程度メンバーを固めて、練習してきました。
ー今のチームの状態は?
塚原 リーグ戦で試合を重ねてチームは成長していくので、今は90%くらい。でも、選手各々で見ると100%に近い状態です。
ー開幕戦のメンバーはどのように選んだのか。
塚原 今シーズンの交代枠は5人(通常は3人)。うちにとっては攻撃的な選手をメンバーに入れやすいです。この時期は雨でグラウンド状況が悪く、開幕戦はトラブルが起きやすい。それを踏まえた上で、相手(ホンダロックSC)のことを良く知っている選手を選びました。
ーどのような試合になりそうか。
塚原 勝てるだろうと思ってる選手がいたら、それはまずい。ホームとアウェイで戦い方を変えてくる相手で、(昨シーズンの結果から)ホームの方が強いし、セットプレーも強い。波が良いときのホンダロックSCだと戦いにくいですね。
ー初戦に向けての意気込みを。
塚原 15試合のリーグ戦ですが、トーナメント戦だと思って、まずは1試合目を勝ちに行く。次の週は試合がないので、この試合に全力をかけて、勝点3を取りに行きます。
ー初の夏開幕ですが、今の心境は。
岩本 いよいよ始まるなって感じです。夏開幕は初めての経験ですが、それは他のチームも同じ。無観客や交代枠の増加など、今までと違った形ですが、それに合った戦い方をしなければいけません。
ー今のチームの状態は?
岩本 シーズンを戦っていくなかで、強くなって100%になっていく。今できる最高の準備はできているので、90%くらいです。
ー今シーズンの意気込みを。
岩本 去年は開幕後すぐにケガをして、悔しいシーズンでしたし、チームとしても良い成績を残せませんでした。今年のテーマは優勝してJ3リーグに参入することなので、そこに向かえるように戦っていきます。
ーファンに向けてメッセージを。
岩本 勝った喜びを直接分かち合うことはできないですが、映像を通して良い結果がお伝えできるように。また観に来られるようになったら、勝ったときにしっかり喜び合いましょう。
ー今の状態は?
川西 ここ最近の練習試合3試合で5得点取っているので、コンディションはすごく良い。あとは公式戦で結果を出すだけです。
ー今年はどのようなシーズンにしたい?
川西 個人的には15試合で10点以上取りたいです。ただチームが勝つことが1番なので、まずは自分に何ができるかを考えてプレーします。
ー開幕戦に向けて意気込みを。
川西 勝つだけ。勝って大阪に戻ってきます!
ーいよいよ開幕。今の気持ちは?
木匠 外出自粛期間などで、なかなか思い通りにボールが蹴れていませんでした。そんな大変な時期を乗り越えて開幕できるというのがうれしいし、ありがたく感じます。
ー昨シーズンは1勝1敗。ホンダロックSCにはどんな印象を持っていますか?
木匠 高さがあり、フィジカルが強い相手。まずは気持ちで勝ちます。そして、相手との1対1で負けなければチャンスはあるので、必ず勝ちます。
ー開幕戦期待しています!
木匠 得点を取るかアシストをして、勝利に貢献します!
開幕戦は宮崎市生目の杜運動公園陸上競技場で15:00キックオフ。
今シーズンの順位次第ではJ3リーグ参入が決まるかもしれません。
しばらくはリモートマッチになりますが、選手たちに自宅から声援を送ってください。
ホームの試合であれば、あすリートチャンネルさんのライブ配信も。
そして、ホッケー梶間は可能な限りアウェイの試合にも足を運び、記事にします。
開幕戦勝利して、全勝優勝で行こうぜ、Jリーグ!
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