FC大阪 先制点を守ることができず「阪奈ダービー」は引き分け 来場者数は驚異の5000人超え
楽しい!楽しかった!
今日の会場は飲食ブースが豊富でイベントもいっぱいあって、試合だけじゃなく「来て良かった」と思える環境でした。

ブラスバンドによる演奏も、大阪vs奈良。
2019年11月10日(日)JFL(日本フットボールリーグ)第27節が行われ、8位のFC大阪はアウェー・ならでんフィールド(鴻ノ池陸上競技場)で14位の奈良クラブと対戦し、1-1の引き分け。後半9分に先制したものの、1点を守り切れませんでした。

手に汗握る試合でした。
FC大阪対奈良クラブの試合は「阪奈ダービー」と言われ、選手たちはもちろん、サポーターのみなさんもいつも以上に応援に力が入ります。

普段のアウェーでの試合よりも多くのFC大阪サポーターが来ました。
というのも、FC大阪がJFLの1つ下のリーグである関西リーグで戦っていたときのこと。
JFLに上がるには…
関西サッカーリーグで優勝or全国社会人サッカー選手権大会で3位以上→全国地域サッカーチャンピオンズリーグに出場→上位2チームがJFL昇格。
FC大阪は全国社会人サッカー選手権大会で優勝し、全国地域サッカーチャンピオンズリーグに出場。2位に入りJFLに昇格しました。
このとき唯一負けたのが奈良クラブ。PK戦の末、敗れました。奈良クラブは1位でJFLに。
こういった背景があって、FC大阪vs奈良クラブの対戦は熱く盛り上がります。
この日の試合には、5102人の観客が集まりました。

JFLで5000人超えって、すごすぎる!
ホームで対戦したときは0-1で敗戦し、FC大阪としては雪辱を果たしたい今節。
今日の試合も歴史的背景にふさわしい試合展開で、ボールを保持するチームがめまぐるしく変化します。

ケガの舘野に代わって出場した、上野山。
今節はDF・池永航がイエローカード累積4枚で出場停止。そのため、今シーズン加入したDF・上野山(うえのやま)陣が初起用されます。
FC大阪陣内でプレーされることが多かったですが、ディフェンス陣の堅い守りやGK・永井文也のナイスセーブもあり、前半は無失点。

最近の永井はプレーに落ち着きがあります。
攻撃では、FW・木匠貴大を中心にゴール前まで攻め込みシュートを打ちますが、相手GKに阻まれたり、ゴール上に外れたりと前半は無得点で折り返します。
攻められる展開だった前半でしたが、後半に入るとFC大阪ペースに。奈良クラブ陣内でプレーする時間が続きます。
すると後半9分、待望の瞬間が。
奈良クラブのペナルティーエリア内に侵入したFC大阪は、ゴール前でFW・濱野雄太からFW・須ノ又諭へパス。
このボールを須ノ又がシュート。

須ノ又の目が覚めるようなシュート。ピン甘なのはごめんなさい。
ゴール上のバーに当たりながらも、そのままゴールに吸い込まれ、FC大阪が先制します。

手荒い祝福を受ける須ノ又。
その後も、追加点を狙うFC大阪はMF・齊藤隆成や須ノ又、木匠がシュートを放ちますが、奈良クラブのDFに阻まれる形に。

後半17分、木匠のシュートはゴールに入るが、惜しくもオフサイド。
追加点が欲しいFC大阪は、後半38分にFW・横野純貴を投入します。

昨年まで奈良クラブに在籍していた横野。
このままFC大阪が勝利するかと思われた試合終了間際。奈良クラブのセットプレーが続き、後半43分に与えた右コーナーキック(CK)からでした。
CKからのボールを相手にヘディングで繋がれ、最後はFW・島田拓海(奈良クラブ)に決められてしまい、1-1に。

あと少し我慢すれば…。
後半のアディショナルタイムは5分でしたが、お互いに得点は入らず、1-1の引き分けで試合は終了しました。
今シーズンの「阪奈ダービー」は1分1敗で奈良クラブに軍配があがりました。

阪奈ダービーにふさわしい試合でした。
さて、次節は11月16日(土)13時から、ホーム・服部緑地陸上競技場で16位の流経大ドラゴンズと対戦します。順位的にも絶対に勝たなければいけない相手。残り3試合で少しでも上の順位に行くためにも次節は勝利を!
試合後の声
和田治雄監督
ー試合を振り返って。
和田 引き分けに終わり、もったいないゲームでした。今日我々が見せたプレーに関しては満足。相手のストロングポイントを分かっていたし、気をつけなければいけないところで失点をしたのは反省点。次に修正しなければいけません。ただ、これで良いのだという試合内容でした。
ー具体的にはどこが良かったのか。
和田 偶然に頼らず、自分たちで意図したパスを出してチャンスを作れたところです。
ー濱野選手、上野山選手が初スタメン。起用した理由は。
和田 上野山選手は、池永選手がイエローカードの累積で出場停止だったから。練習や練習試合で良かったのもあります。
濱野選手は高さと速さを兼ね備えている。練習試合で良いプレーをしていたので、JFLの舞台でどれだけ戦えるのかを見てみたかったからです。
ー2人の評価は。
和田 チーム全体が良いプレーをしていましたし、2人ももちろん良いプレーをしました。もっと改善しなければいけない点もありました。
岩本知幸キャプテン
ー試合を振り返って。
岩本 全体を通して良いゲームができたと思います。今までは縦に早い攻撃ばかりでしたが、自分たちでボールを動かしながら違う形での攻撃もできました。結果は残念でしたが、次に繋がるゲームでした。
ー今日はダービー戦。練習から意識していたのか。
岩本 特に意識はしてません。アウェーでしたが、FC大阪のサポーターも多く来てくれて良い雰囲気を作ってくれてので、モチベーション高く試合に臨めました。
ー1点を守り切れなかった原因は。
岩本 セットプレーだけ切り取ったら直すべきところはたくさんあります。ただ、今日の敗因は2点目を取れなかったこと。1点を取って守り切れるようなチームではないので、2点目を取りに行かないといけないし、こういう試合でも勝ち切れるチームにならないと、来年上位は目指せないと思います。
ー残り3試合。意気込みを。
岩本 今日はいつもと違う攻撃ができました。攻撃の幅が広がったので、結果だけを求めて戦っていきたいです。
FW・横野純貴選手
ー途中出場でしたが、古巣との対戦どうでしたか。
横野 僕が出場するまでは勝っていましたが、途中で同点に追いつかれてしまったので、すごい悔しいです。
ー外からはどういう気持ちで見ていましたか。
横野 FC大阪のほうがチャンスは多かったですし、良い流れでゲームが進んでいたので、途中からの出場は難しいだろうなと思って見ていました。
DF・上野山(うえのやま)陣選手
ー初スタメンだったが、試合に臨むにあたって、どのような準備をしたか。
上野山 池永選手が出場できない分をしっかり埋められるように入りました。アグレッシブに頑張れるだけ頑張りました。
ー90分フル出場。試合に出ての感想は。
上野山 初出場で緊張もしましたが、ロングフィード(ロングボールを蹴ること)や空中戦で自分の持ち味を出せたので良かったです。
ー今後に向けて。
上野山 自分の持ち味である、ロングフィードやサイドチェンジをしっかりして、チームを楽させれるように、勝てる試合を作っていきたいです。
HMVP(ホッケー梶間のMVP)
MF・濱野雄太選手
ー今シーズン初スタメン。試合の感想は。
濱野 緊張せずにメンタル面でも良い感じで入れたので、初試合にしては良かったと思います。いつも通りの自分のプレーもできましたし、練習の時から気負わず、楽しくやろうと思っていました。
ー持ち味は何ですか。
濱野 前線でボールを失わずにパスを繋ぐことが僕の仕事。ヘディングも得意です。
ー須ノ又選手へのアシストのシーンを振り返って。
濱野 自分で(濱野選手自身で)打ったほうが良かったとみんな思っていると思います(笑)。ツータッチ目のボールの位置が悪かったので、シュートを打とうか迷ったんですが、判断を変えて、最後は須ノ又選手にパスを出しました。
ー今後に向けて。
濱野 残り3試合、個人としてもチームとしても良い終わり方ができるように、勝点3が取れるように、良い準備をしていきます。
■FC大阪公式ホームページ:FC大阪公式ウェブサイト
■公式記録:JFL公式
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