日々ライナーズのことばかり考えて、ライナーズの勝敗が生活に影響する週刊ひがしおおさかがお届けする見どころ。
第6回はスカイアクティブズ広島戦。いよいよ今節から2回戦め、東大阪市花園ラグビー場にて2月19日14時30分キックオフです。中継はJスポーツをご覧ください。
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花園近鉄ライナーズプロフィール

大器の片鱗を見せた木村。ワクワクさせる選手だ。
1929年に創部、1950年代に黄金期を迎え日本ラグビーと栄枯盛衰をともにした最古参。新リーグ・リーグワンではディビジョン2スタートも、ディビジョン1昇格を必達の目標にしU20日本代表の水間良武ヘッドコーチを招聘。現在4勝1敗で2位。ホストエリアは大阪府東大阪市。日本では数少ないホームグラウンドにクラブハウスを持つチーム。
スカイアクティブズ広島

1対1で強さを見せたスカイアクティブズ
5節を終えてまだ勝点を獲得できていないスカイアクティブズ。広島県をホストエリアにする中国地方の雄は、昨年度まで「マツダブルーズーマーズ」として活動していた。過去にはステファン・ミルンなど日本代表も排出していたが、近年は2部に当たるトップチャレンジリーグの下位に定着していた。
この試合の意味合い
2月6日に広島で対戦した両チーム。19−50でライナーズが勝利も、試合後はスカイアクティブズが「戦えた」と感想を述べ、ライナーズが反省の弁。力差を現している。ライナーズのゲームテーマは「Dominate(圧倒)」であることから、ペナルティを減らして前半に大差を付けることが求められる。
注目選手
ライナーズメンバー
1田中 健太 2金子 惠一 3文 裕徹 4ワイマナ・カパ 5サナイラ・ワクァ 6野中 翔平 7ジェド・ブラウン 8セル ジョセ
9ウィル・ゲニア 10クウェイド・クーパー 11片岡 凉亮 12ステイリン パトリック 13小野木 晃英 14木村 朋也 15竹田 宜純
16樫本 敦 17レイルア マーフィー 18マタエナ・イエレミア 19菅原 貴人 20横井 隼 21人羅 奎太郎 22野口 大輔 23ジョシュア・ノーラ
前節でけが人と出場停止が多数出てしまったライナーズだが、直後の練習試合で13小野木、19菅原が活躍。ブレイクのきっかけを掴んでほしい。自陣から立体的なアタックを実行するための戦力は十分に整っている。パスがどの選手に渡るのか、想像しながら見ると面白さが倍増する。
スカイアクティブズメンバー
1加藤 滉紫 2武田 知大 3大竹 智也 4西野 嘉修 5ロックラン ・オズボーン 6ミロ デビッド 7テヴィン ・フェリス 8鈴木 伊織
9後藤 大 10齊藤 遼太郎 11久保 清悟 12亀井 康平 13李 修平 14北島 遥生 15﨑口 銀二朗
16永田 亮 17小栁 友徳 18高見 優太 19田中 雄太郎 20芦田 朋輝 21河野 翼 22大内 空 23中村 悠人
2月6日にスクラムと密集で活躍した1加藤に注目したい。キャプテンの4西野もブレイクダウンでの働きに期待。また昨年ライナーズに在籍したミロ デビッドがスタートから出場する。
戦力比較
スクラム
ライナーズ5:5スカイアクティブズ
ライナーズの若い一列の力が試される。前回の対戦ではリザーブメンバーのスクラムが1度も組まれず試合が終了し、差ははっきりとしない。5節をかけて積み上げてきたスキルをじっくり見極めたい。

プロップ歴6年め。ようやくらしくなってきた田中。
ラインアウト
ライナーズ7:3スカイアクティブズ
前回もラインアウトはライナーズが優位に立った。スカイアクティブズはマヌが出場停止で、高さで迫力に欠くか。

ライナーズの2列3列はでかい。
コンタクト・ブレイクダウン
ライナーズ5:5スカイアクティブズ
ブレイクダウンで優位に断ち切れず、ペナルティも相まって前半波に乗れなかった。1ヶ月の戦いでどこまで修正できているかがポイントだ。

今回もジェドの仕事に期待。
ゲームコントロール
ライナーズ8:2スカイアクティブズ
シーズンが深まりより一層プレーに磨きがかかるライナーズのハーフ団。ゲニアとクーパーの2人の動きだけでトライまでのスペースを作り出すことすらある。

常にプレーの中心にいるゲニア。
決定力
ライナーズ8:2スカイアクティブズ
マシレワをけがで欠くライナーズだが、11片岡、12ステイリン、13小野木、14木村は取り切る力を持つ。スカイアクティブズは、取り切る形に持ち込めるかが課題。

神がかっていた練習試合の小野木。
キック
ライナーズ7:3スカイアクティブズ
蹴り合い展開にはしたくないライナーズだが、密集付近からクーパーとゲニアが、深く蹴るキックに注目したい。

徐々にコンバージョンも安定してきたクーパー。
ディフェンス
ライナーズ4:6スカイアクティブズ
早いプレッシャーで、選手層をカバーするスカイアクティブズ。粘りでもライナーズを上回る。我慢比べになるとライナーズは分が悪いか。

体を前で当てる選手の離脱も痛い。
スーパーポジティブスコア予想
ライナーズ70-3スカイアクティブズ
現在ディビジョン2の最多得点はダイナボアーズがシーウェイブスに獲得した68。記録を更新し、1トライも許さない試合をしてほしい。
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