知ったか!第100回高校ラグビーダイジェスト 1月9日(土)決勝

   

新型コロナウィルスの影響で、無観客で開幕した第100回全国高校ラグビー大会。
毎年恒例、週刊ひがしおおさかの「知ったか」もより存在感が増してくるはず。ということで、いつもと違う高校ラグビーをお届けしていきます。

1月9日(土)の7日目は決勝戦の1試合。
白熱の前半戦、そして貫禄ある戦いを後半戦で見せた桐蔭学園が2連覇を達成し、100回大会は幕を閉じました。
というわけで、ゲームを振り返ります。

(1回戦①1回戦②2回戦3回戦準々決勝準決勝はこちらから)

大会7日目(1月9日)のトピックス

・MBSラジオで決勝戦を中継。ゲスト解説は大西将太郎さん。全国高校ラグビー大会のラジオ放送は、めちゃくちゃ久しぶりらしい。
・決勝戦を吹いた加藤真也レフリーがトップレフリーを引退。実は京都市立洛南中学校の教頭先生。

・前半は同点で折り返すも、後半に修正力を見せた桐蔭学園が優勝し、2連覇。
・新型コロナウイルス感染症対策として、今年は胴上げなし。
・大会全日程を無事に終えることができました!感謝!

決勝戦

京都成章15-32桐蔭学園
前半10-10

初の決勝戦進出となった京都成章と、2年連続の優勝を狙う桐蔭学園が激突。
序盤は京都成章が伝統の「ピラニアタックル」こと粘り強いタックルで相手を好きにさせず、自分たちに優位な状況を作っていく。
桐蔭学園は前半19分にラックから5青木が持ち出し先制トライするが、京都成章も負けじと取り返し、前半を互いに1T1G1PGの10-10で折り返す。

後半、ギアチェンジしたのは桐蔭学園。相手のタックルに対応し、前へ進むようになる。
決定打となったのは後半3分だ。京都成章陣10m付近で京都成章がターンオーバーしつないだボールに乱れが出る。それを見逃さなかった桐蔭学園6粟飯原が奪ってトライ。
ここから勢いに乗る桐蔭学園は、FWでとったボールを外へと回す展開ラグビーに。相手よりも早く動き、試合のリズムを自分たちのものにする。
後半5分、18分にラックからBKで取り切り10-32と点差をつけると、勝利は確実に。
試合終了間際の後半30分、京都成章が4本橋がトライを奪い最後の意地を見せた。
前半から修正し、隙のないプレーを見せた桐蔭学園が2連覇を達成。100回大会の覇者となった。

【関連記事】
12/27 1回戦①
12/28 1回戦②
12/30 2回戦
1/1 3回戦
1/3 準々決勝
1/5 準決勝

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mihorobot

mihorobot東大阪探検隊・記者

投稿者プロフィール

生粋の八戸ノ里っ子。人気の八戸ノ里東小・小阪中学校校区に住んでいる。
取材へ行けば、同級生のお父さんがやってるお店だった・・・ということが多々あり。
尊敬する人は藤子・F・不二雄先生。

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