知ったか!第100回高校ラグビーダイジェスト 1月3日(日)準々決勝
- 2021/1/3
- ラグビー
- 第100回全国高等学校ラグビーフットボール大会, 高校ラグビー
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新型コロナウィルスの影響で、無観客で開幕した第100回全国高校ラグビー大会。
毎年恒例、週刊ひがしおおさかの「知ったか」もより存在感が増してくるはず。ということで、いつもと違う高校ラグビーをお届けしていきます。
1月3日(日)の5日目は、準々決勝・4試合が行われました。
「花園の中で1番おもしろい日」と言われる準々決勝。まさかの大差の試合もあれば、最後までどちらが勝つかわからない熱戦まで、ベスト8らしい戦いっぷりでした。
というわけで、今日も全試合総ざらいしていきます。
大会5日目(1月3日)のトピックス
・例年なら1番お客さんが入る1月3日。無観客なので、寒さがより一層キツく感じました。
例年の1月3日は、花園が1番盛り上がる日。
でも今年は無観客。満員の花園、見たかったなぁ。
(ホッケー梶間)#higao pic.twitter.com/y00yqD9FLz— 週刊ひがしおおさか(12/21は情報ノーサイド) (@w_higa) January 3, 2021
・花園ラグビー場メインスタンド裏2階にて、RWC2019で使用されたポールカバーなどを発見。基本的には常設展示とのこと。
今日も花園。
ラグビー場の2階に、RWCで仕様された、ポールカバーなどが展示されてる。#higao pic.twitter.com/Nhws53GDHq
— 週刊ひがしおおさか(12/21は情報ノーサイド) (@w_higa) January 3, 2021
・昨年の決勝戦と同カード、桐蔭学園vs御所実業は思わぬ大差に。
・ラグビー史に残る熱戦。東海大大阪仰星vs東福岡は同点で抽選になったけど、どっちも優勝にしてあげたい。
・ベスト4決定。抽選の結果、京都成章vs東福岡、大阪朝鮮高vs桐蔭学園に。
全試合ダイジェスト
第1グラウンド
流通経済大柏10-14大阪朝鮮高
前半0-7
初のベスト4へ向けて、8ワーナーを軸にFW戦を制したい流通経済大柏と3度目の準決勝進出を狙う大阪朝鮮高。
立ち上がりは中盤でのせめぎ合い。決めてなく時間が流れ、試合が動いたのは前半16分。大阪朝鮮高はゴールライン間際のスクラムから8キムヨンチョルがサイドで先制トライをあげる。
流経大柏の反撃は後半4分。残り5mのラインアウトからモールを組み2當眞がグラウンディング。5-7と追いすがる。
ここから互いに1トライずつを奪い、10-14。1トライ以内の差で時間が過ぎる。なんとしてもトライが欲しい流経大柏は残り5mまで迫り、守り切らねばならない大阪朝鮮高は何度も押し返す。9分に及んだロスタイムの末、組んだモールはアンプレアブル。流経大柏はトライ数では並んでいたが、あと一歩及ばなかった。
桐蔭学園50-7御所実業
前半26-7
桐蔭学園が力の差を見せつける。
試合開始からよく体を当てていき、優位に立った前半8分。ゴール前のラックサイドから4小椋が先制トライを奪う。
その後、強いラインアウトモールを軸に2連続トライ。前半25分にはキックカウンターから8佐藤が大幅にゲイン。22m付近まで前進し、15矢崎へ回してトライを奪う。
御所実業もなんとか前半終了間際に1トライ返すが、1本がやっと。後半にも4トライを奪った桐蔭学園が、50-7で快勝した。
京都成章14-3中部大春日丘
前半14-0
悲願の全国制覇に向け、6大会ぶりの準決勝進出を狙う京都成章と、今大会1番の台風の目、勢いと自力で初めて準々決勝にやってきた中部大春日丘。実績に勝る京都成章は前半7分、持ち前のテンポ良いアタックから4本橋が先制トライを決める。前半16分にはラインアウトから連続攻撃で12松澤がトライ。前半の半分で、14-0とする。
しかしその後は中部大春日丘がディフェンスを立て直し、中盤での攻防。よく守りあって時間が過ぎていく。互いに相手のディフェンスラインを突破できないまま、14-3で試合終了。
試合の行方を左右したのは、序盤の少ないチャンスをトライに結びつけた京都成章の決定力だった。
東海大大阪仰星21-21東福岡
前半7-7
ラグビー史に残る熱戦。
先制は東海大大阪仰星。前半12分、ペナルティを得て速攻を仕掛け、相手のすきをついてトライをあげる。前半終了間際、東福岡も速攻で得たアドバンテージをうまく使い、同点トライを返す。
後半に入り勢いに乗るのは東福岡。6分、7分と連続トライを奪って21-7。しかしここから仰星も盛り返し、15分に自陣ラックのターンオーバーから14大畑がトライ。21分にはゴール前でラックを繰り返してトライ。土壇場で21-21の同点にする。
ここから東福岡はさらにギアを一つあげる。互いに試合を切らず、長い長いロスタイムに入り36分。東福岡が敵陣密集から出したボールを右インゴールに蹴り込むと、25西畑がグラウンディング。試合を決めるトライかと思われたが、直前に仰星のディフェンスを邪魔したプレーがあったと判定されてノートライ。その後は互いによく守り、後半48分仰星のノックオンにより引き分けで決着した。
抽選の結果、東福岡が準決勝に駒を進めた。
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