F.C.大阪、戦術を変更するも奈良クラブに勝利ならず 今季初の花園での有観客試合は引き分けに
東大阪市にホームタウンを置き、Jリーグ入りを目指すF.C.大阪。現在はJ3リーグの1つ下、JFL(日本フットボールリーグ)で戦っています。
今シーズンのF.C.大阪の試合結果は、「ホッケー梶間が解説!3分でわかるF.C.大阪」として、動画にしてきました。今回から記事内にも動画を埋め込んで、お伝えしていきます。
2021年6月27日(日)JFL第14節が行われ、F.C.大阪は奈良クラブと対戦しました。結果は1-1の引き分け。試合前までは3連敗中だったため、なんとか連敗をストップさせました。
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今シーズン、初めてのホーム・花園での有観客での試合。
ここまでのほとんどの試合を4(DF)-4(MF)-2(FW)で戦ってきました。しかし、最近の試合では3試合連続で無得点。そのため、この試合では3-4-3に。守備のときはDFを5人にするなど、フォーメーションを変更して臨みます。

F.C.大阪のスターティングイレブン。MF渋谷雅也、MF水野匠弥が今シーズン初スタメン。
すると、最近の試合に比べ惜しいチャンスも増え、得点が生まれそうな雰囲気に。
先制したのはF.C.大阪でした。前半43分、コーナーキックのこぼれ球から。右サイドでDF舘野俊祐が相手のボールを奪うと、ペナルティーエリア内へ。ドリブルしたところを倒されて、PKを獲得します。
これをFW田中直基が落ち着いて正面に決めてF.C.大阪が先制。
ホッケー梶間、これまで約3年間F.C.大阪を取材してきましたが、PKを決めたのは初めて見たかもしれません。
このまま前半は終了し、1-0で前半を折り返します。
4試合ぶりにリードする展開。後半はピンチになる場面も続きますが、GK田中大貴のファインセーブやゴールポストに助けられる場面もあり、なんとかしのぎます。
このまま試合終了かと思われた、後半39分。ゴール前でパスを繋がれて、最後はMF山本宗太朗(奈良クラブ)に決められてしまい、同点に追いつかれます。
失点はクリアミスから。最近の試合ではクリアミスから失点につながることが多く、後半戦に向けて改善が必要でしょう。
ホームタウンでの勝利がほしいF.C.大阪でしたが、残りの時間で追いつくことはできず。1-1で引き分けました。14節まで終えて、6勝2分5敗。現在の順位は6位です。
次節は7月3日(土)、アウェイ・万博記念競技場にてFCティアモ枚方(13:00)と対戦します。
より詳しい試合内容は、「3分でわかるF.C.大阪」でご覧ください。
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