無念…!06BULLS田中時織選手にNPB球団から調査書が届くも指名ならず 「必ず強くなって来年のドラフトこそは」
- 2021/10/12
- スポーツ
- 06BULLS, ドラフト会議2021
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10月11日(月)、プロ野球ファンならほとんどの人が気にしていたでしょう。ドラフト会議を。
ホッケー梶間、昨年のドラフト会議では近畿大学出身の佐藤輝明選手が指名される瞬間を取材に行きました。
実は今年は週刊ひがしおおさか的にビッグなニュースが飛び込んできたのです。
なんと、花園セントラルスタジアムをホームとしている関西独立リーグ所属の06BULLSから、「田中時織選手が指名されるかもしれないのでぜひ取材に来てほしい」と連絡が。
ついに、チーム初となるNPB(テレビで中継のあるプロ野球12球団)からの指名か?!
田中選手のプレー写真がなかったので、ライブ配信時の映像を。
週ひがでは今年、06BULLSの公式戦を4試合ライブ配信しました。だんだん選手にも詳しくなってきて、東大阪の球団から念願のドラフト指名を受ける歓喜の瞬間をと、取材に行ってきました。

06BULLSの事務所は吉田にあります。
06BULLSは関西独立リーグに所属するプロ野球チーム。選手はプロですが、基本的には無給。他に仕事やアルバイトをして生計を立てています。高校生・大学生のときにNPBを目指していたが指名されなかったという選手が多く在籍。独立リーグでプレーしながら、年に1度のドラフトを待ちます。
過去に関西独立リーグに所属していて指名を受けたことがあるのは4選手。
2016年
向谷拓巳(兵庫ブルーサンダーズ(現神戸三田ブレイバーズ)) – 東北楽天ゴールデンイーグルス育成3位(2018年退団)
山川和大(兵庫ブルーサンダーズ(現神戸三田ブレイバーズ)) – 読売ジャイアンツ育成3位(2021年退団)
福永春吾(06BULLSから徳島インディゴソックスに移籍後) – 阪神タイガースから支配下指名。一軍公式戦出場歴あり(2020年退団)
2017年
田中耀飛(兵庫ブルーサンダーズ(現神戸三田ブレイバーズ)) – 東北楽天ゴールデンイーグルス5位(2020年退団)
今回、NPB球団から調査書が届いたのは上述の通り、田中時織内野手(セカンド)。大阪府出身で高校は石見智翠館。打順は主に1番や2番を打ちます。
17時から支配下登録選手1巡目の選択がスタート。

ドラフト会議がスタート。事務所のテレビを見て呼ばれるのを待ちます。

左から孫入優希選手、田中選手、遊馬ジェシー選手。
19時10分、9巡目を北海道日本ハムファイターズが選択したところで、全チーム選択終了。ここまでで名前が呼ばれることはありませんでした。
19時25分、1軍の試合には出場することのできない「育成選手」として選手を獲得するドラフト、通称「育成ドラフト」がスタート。これまで独立リーグ出身の選手の多くは、育成からNPBをスタートさせてきました。

時間が近づき、桜井広大監督も駆けつけます。
1巡目、2巡目と選択が進んでいきます。

だんだんと険しい顔つきになる田中選手。
そして20時05分、全チーム選択終了…。残念ながら、育成選手での指名も受けることはありませんでした。
ドラフト会議終了後、田中選手は「まず、応援して頂いて方に申し訳ない気持ちで一杯です。ただただ、自分の力不足で指名されなかったと思っています。必ず強くなって来年のドラフトを迎えたいと思います」と悔しさをにじませました。
週ひがでは、これからも田中選手をそして06BULLSからNPB選手が生まれることを応援します。
またライブ配信もやりたいな。
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