3月13日(日)より開幕した高校ラグビー近畿大会。2回戦・準々決勝4試合が奈良県天理市の天理大学白川グラウンドにて行われました。3月30日(水)から行われる、全国高校選抜ラグビー大会への出場をかけた大会でもあり、この日の4試合の勝者は選抜大会に出場できます。
京都成章12-24常翔学園
前半、常翔学園が11のアタックで京都成章を翻弄。3トライを奪い、圧倒するかに思われた。
後半に入って成章のディフェンスが常翔を止めるようになると形勢逆転。2トライで7点差に詰め寄る。終了間際、常翔が意地を見せ、1本取って試合終了。成章は前半に取られすぎたか。
御所実業7-24大阪桐蔭
いきなりスクラムで力の差を見せた大阪桐蔭は、接点でも優位に立つ。ゴール前に迫るとラックからFWでトライを2本取り、主導権を握る。
前半24分にはボールを動かしてBKでトライを取り、引き出しの多さを見せ、0-17で折り返す。
後半は御所実業の反撃から始まる。BKの速さで大阪桐蔭を翻弄すると、21が左隅にトライ。7-17。ディフェンスも改善され、前半とは打って変わって、大阪桐蔭を簡単にゲインさせない。
その後は膠着状態。次の1本で試合が決まる展開で、とってきたのは大阪桐蔭。19分、ゴールライン前のラックサイドを執拗に突き、トライ。Gも成功して7-24とし、このまま試合を決めた。
東海大仰星62-7天理
東海大仰星が圧倒。個々の力が高い上に、組織力でも勝っており終始ゲームを支配した。
不利な局面でも、冷静にペナルティなく対処できる姿は、高校生離れしたものを感じる。
天理の1トライは我慢して取った1本。ハーフウェイライン付近で粘り、仰星ディフェンスの左が薄くなると一気に攻める。走りこんだ8に渡してのトライ。
伏見工業40-7大産大附属
近畿大会初出場となる大産大附属がどんなラグビーを見せるか注目された。
前半、大産大附属は前半キックで敵陣に入ることを意識して、ゲームコントロールで伏見工業を2トライに抑え、14-7で折り返す。
ところが、後半9分に伏見工業が11の独走でトライを奪うと一気に伏見工業のBKに火がつく。トライを量産し、40-7で試合終了となった。
近畿大会、今後は3月22日(火)に準決勝と、今日の敗者による選抜選定試合が行われます。決勝戦は24日(木)。同じく天理大学白川グラウンドにて行われます。
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